「消費者の心理は不安から、ぼうぜん自失状態へと悪化している」。
米国では、労働市場の見通しに関しても消費者は悲観的な見方を強め、向こう1年に失業が増加すると予想した消費者の割合はリーマンショック後の2009年以来最大となっている。
所得の見通しも悪化、「失業に対する予想はここ数ヶ月に急激に悪化している。ただ消費者自身がレイオフや所得喪失の影響を受けると考えなければ、支出の抑制にはつながらないが、憂慮すべきことに、消費者は現在、自分が影響を受けるとの不安を抱いている」。
「関税による物価への影響がより明確になるまで、消費者の強い不安感は続くだろう。これまで需要をけん引してきた高所得者層も悲観的な見方を強めており、支出に対してより慎重になる可能性がある」と分析されている。
●トランプ関税爆弾投下⇒仕入コスト高・商品販売高騰→販売不振・内需不振→企業業績悪化→雇用悪化→株価下落→景気後退=トランプ関税爆弾自爆
・・・中間選挙2026年11月/消費者の不満が限界を超えた場合、共和党は大敗の可能性もある。上院も共和党の改選数が多く、民主党が国民の不満を取り込めれば議席数の逆転もありうる。2024年11月の選挙では激戦州で全敗した民主党、下院では共和党に5議席差をつけられている。上院では6議席の差がついている。
前回大統領選のハリスの敗因はバイデンを継承し、ウクライナやパレスチナ、中国問題がありながら、最後まで自らのカラーを出すことをしなかったことにある。民主党が膠着政党で共和党より保守的な証でもあろうか。
☆トランプ1ではトマホークを習主席にプレゼント
2017年4月7日、
トランプ大統領は習近平国家主席夫妻を2017年6~7日に米国へ招待、フロリダの私邸マール・ア・ラゴ(米国国定の歴史建造物)邸に招待し、夕刻の晩餐会で、ツマミにシリアへ59発の米艦艇からトマホーク攻撃を用意。食事時間に連絡が入り、習主席に伝え、習主席は返す言葉もなく唖然としていたという。当然、トマホーク攻撃は、時間など精緻に渡りトランプ大統領の命令による攻撃であった。
☆トランプ2では関税爆弾をプレゼント、プレゼントの報復合戦
2024年4月2日、
トランプ大統領は中国に対してMOAB級の相互関税爆弾を投下
中国に対して4月9日から34%相互関税+2・3月の:計20%関税、合計54%の追加関税爆弾
4月7日、中国はこれに対し、米国に対して10日から34%の報復関税爆弾を落とすと表明、さらにレーザー砲などに使用される7種類のレアアースについて輸出規制導入を発表した。
8日、これに怒ったトランプは関税を34%から84%に引き上げ、9日から合計104%にして発効させると発表。
9日、中国は米国の報復の報復に対して、10日から34%⇒84%に関税率を引き上げると発表。
9日、トランプ氏は、中国の関税を84%⇒125%に引き上げ、計145%の関税を課すと発表。
11日、中国は84%を125%に引き上げるとして、これ以上はトランプ政権と付き合って遊ばないと表明した。
結果、米国は輸入額10万円の中国の鴻海製iPhone、今後輸入額が24万5千円となり、販売価格はこれまで10万円台で販売されていたものが米国では30万円以上になる。25万以上で販売されていたプレミアム価格帯のiPhoneは今後、50万円以上の販売価格帯になると見られている。
(アップルは急遽、鴻海のインド工場をフル稼働させて空輸、すでに600万台を米国に運び入れているという。アップルの2024年のスマホ販売台数は2.3億台/低価格帯を持つサムスンは2.2億台でアップルに首位の座をあけ渡している。)
鴻海は中国で80~100万人を雇用してiPhoneやタブレット・ウェアラブルなどを製造し、アップルの指示で全世界の消費地ヘ送られている。
中国は米国から、トランプ1政権との米中貿易戦争による黒字減らしに米国産のLNGやLPG、原油を輸入し、大豆等穀物も大量に輸入している。
中国の米国からの輸入品はロシアや中東、穀物はブラジルなどから代替品がすぐに調達できる輸入品目となっている。
<原油価格下落>
今回のトランプ第2次米中貿易戦争では、
中国景気の回復はさらに遅れ、原油の需要は減少すると見られており、そうした中、減産中のOPEC+にあり、+国のなかにはすでに増産に入りバランスが取れなくなり、OPEC+で増産することを決定、原油価格が60ドル前後(WTI)まで下落する原因となっている。
中国が輸入しなくなる米国産天然ガス(LNG)は、欧州へ流れるしかなく、直近、欧州のTTF(独LNG相場)が米国からあふれたLNGが安価に流入し、相場が下がるものと見られている。
TTF価格は2月10日58.2ユーロ(MWh)から、4月11日には33.6ユーロまで2ヶ月間で▲42%の大幅下げを演じている。・・・欧州経済を回復にはよいこと。
米国市場では2日間で海外組が3兆円以上の債権を売却して、売りが圧倒して国債の利回りを押し上げ、債権・証券からの撤退によるドル売りにより、ドルが全面安となった。
★トランプ関税爆弾はすでに投下されている。
相互関税は90日間延長してドルの信用を取り戻す動きに入っているが、実態は10%関税や輸入の自動車・鉄鋼・アルミ製品に対しては25%の関税が発効されており、最大の貿易相手国の中国とは貿易戦争がエスカレート、取り返しできない水準まで関税を押し上げ(中国は米国に対して125%、米国は中国に対して145%)、米国は中国から電子製品や衣料、家電や日用雑貨品、玩具類まで多岐に渡り輸入しており、今回の関税報復合戦爆弾では米国民に直接的に大きな影響を与えることになる。
自動車は関税効果で3千~1万ドル上昇するとされ、アルミ製品ではアルミ缶入りビールも25%の対象だそうだ。
単純に400万円に25%を上乗せすれば、500万円になる。
トランプ政権で相互関税を主導する机上の空論の経済学者ナバロの異常体質が見え隠れする。
トランプは今回、お目付け役の家族がホワイトハウスに入居しておらず、選挙貢献人事の閣僚たち・お友達やおべっか使いばかりを侍らし、各人、口ばかりデカク、最近ではそうしたお友達間で喧嘩ばかりしている。
大将が老人性頑固病・躁鬱患者では米国民はいたたまれない。
escalate to de-escalate 145%なんのその。天国行きか地獄行きのEscalator。
スクロール→
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トランプ関税爆弾で自爆、ドル信用ガタガタ
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対ドル円
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対$スイス
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対ユーロ$
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国債金利
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金
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円
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フラン
|
ドル
|
米10年
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tos/$
|
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24/12末
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157.18
|
0.907
|
1.035
|
4.573%
|
2,629.2
|
|
|
25/1末
|
155.18
|
0.910
|
1.036
|
4.569%
|
2,812.5
|
|
|
25/2末
|
150.60
|
0.903
|
1.037
|
4.231%
|
2,836.8
|
|
|
25/3/25.
|
149.90
|
0.882
|
1.079
|
4.494%
|
3,023.7
|
|
|
3/31.
|
149.95
|
0.884
|
1.081
|
4.246%
|
3,122.8
|
|
|
4/3.
|
146.06
|
0.859
|
1.105
|
4.055%
|
3,097.0
|
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|
4/8.
|
146.28
|
0.847
|
1.095
|
4.262%
|
2,968.4
|
|
|
4/10.
|
144.45
|
0.823
|
1.110
|
4.394%
|
3,167.9
|
|
|
4/11.
|
143.56
|
0.815
|
1.136
|
4.494%
|
3,226.4
|
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・円高、スイスフラン高、ユーロ高、金高、米10年国債金利高、ドルの信用が全滅状態。
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・米国市場から外資系ファンドや機関投資家が米株や米国債を売り飛ばし退散、ドル安進行、資金が安全資産の金やスイスフランへ流れている。
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・相互関税、米国債売りに金利上昇、株も暴落、ドル全面安の展開に相互関税発効後13時間で90日間執行停止に追い込まれてしまったトランプ氏。
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・米景気後退は、全輸入車と鉄鋼・アルミへの25%追加関税、中国に対するヒステリックな145%の関税で万事休す。中国製品の代替は限られ、米消費者は代用品だとしても高騰した商品を購入するしかない。
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トランプ関税⇒物価上昇、内需不振、経済悪化、給与上がらず、雇用悪化、失業率上昇。
米国では珍しい貯蓄率の増加。国民もすでに何でもありのトランプ政権に対して生活防衛で構えているようだ。
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アメリカ合衆国 トランプインフレへ
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消費者信頼感
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貯蓄率
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インフレ期待
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コアインフレ
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雇用増減
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指数/ミシガン大
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商務省
|
ミシガン大
|
労働省
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民間千人
|
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24/9.
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74.4
|
3.8%
|
3.1%
|
3.3%
|
194
|
|
24/10.
|
74.1
|
4.0%
|
3.0%
|
3.3%
|
221
|
|
24/11.
|
76.9
|
3.7%
|
3.2%
|
3.3%
|
201
|
|
24/12.
|
73.3
|
3.3%
|
3.0%
|
3.2%
|
176
|
|
25/1.
|
69.3
|
4.3%
|
3.2%
|
3.3%
|
186
|
|
25/2.
|
64.0
|
4.6%
|
3.5%
|
3.1%
|
84
|
|
25/3.
|
52.6
|
|
4.1%
|
2.8%
|
155
|
|
25/4.
|
47.2
|
|
4.4%
|
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