銅価格は、21年・22年はEV販売台数が爆発的に増加、EVは内燃機車より3倍銅を使用するため、また、データセンターの新設は今後とも拡大するとし、その電力供給には新たな発電施設が必要となり、電力線用の銅需要は増加し続けるとして上昇していた。
今年2月11日、鉄とアルミに対して25%の追加関税を実施。6月4日からその関税を50%に引き上げていた。
今年3月、米商務省は銅に対しても追加関税を表明していた。
トランプの関税50%爆弾が銅にも炸裂、
銅は、米国ではデータセンター新設ラッシュに需要増が続き、上昇するとして、また3月に追加関税を商務省が発表していたこともあり、大量に在庫を抱えている。価格も大幅に上昇していた。
ところが7月30日、トランプが8月1日からの爆弾投下を決定(署名)したところ、市場は、銅は世界中で精錬されており、50%の高関税に米国以外から米国へ輸出するにはハードルが高過ぎ、米国は在庫も積み上げており、米国も価格は下がると見、また米国以外は銅がタブつくと見て、25%余り下落してしまった。
こうした動きに、びっくりした米当局、トランプは急遽、精錬銅については今まで通りとし除外すると発表した。銅生産の大手は米企業であり、米国のほか世界各地に精錬所を有しており、米国の企業保護も兼ねたものと見られている。銅は新規の精錬銅とリサイクル銅がある。
だが、市場は反応せず、下げたままとなっている。
オランダのハイネケンなどアルミ缶入りビールにもすでに50%関税を適用しており、電化・電子製品には銅は多様されており、トランプやラトニックはそうした製品についてはどうすんのだろう。
米国で石炭を焚き銅の精錬生産量を大幅に増やせば、米国の空気やトランプの腹もさらに汚くなることだろう。
トランプ関税爆弾 銅の巻 ▲24%暴落 50%関税