令和7年9月30日
長崎県砂利協会 御中
長崎県海砂採取生産組合 御中
長崎県知事 大石 賢吾 様
佐賀県唐津市湊町125番地
玄界灘と共に生きる会 有志一同
会長 浪口 志郎
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境界線付近での海砂採取事業の即時停止と改善を求める要求書
令和7年9月30日
長崎県砂利協会 御中
長崎県海砂採取生産組合 御中
長崎県知事 大石 賢吾 様
佐賀県唐津市湊町125番地
玄界灘と共に生きる会 有志一同
会長 浪口 志郎
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境界線付近での海砂採取事業の即時停止と改善を求める要求書
拝啓 貴職におかれましては、地域社会の発展と自然環境の保全に日々ご尽力されていることに深く敬意を表します。
さて、私たち「玄界灘と共に生きる会」有志一同は、下記の理由により、長崎県海砂採取生産組合、長崎県砂利協会、ならびに長崎県当局に対し、境界線付近での採取行為を即刻停止し、適切な改善措置を講じることを強く要求いたします。
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【経緯と問題点】
1. 平成14年度および平成15年度において、境界線を越えた区域外採取が行われ、長崎県当局より改善命令が下された経緯がある。
2. その後も長崎県の採取業者による違法操業が繰り返され、再発防止策が十分に機能していない。
3. 令和7年9月24日の長崎県議会・観光生活建設委員会においても、佐賀県・福岡県では境界線から500m〜1km離れて採取している一方、長崎県では境界線ぎりぎりでの操業が続いていることが指摘された。
4. 採取許可区域の設定においても、県当局と採取業者が結託し、確信的に境界隣接エリアを選定している疑念が拭えない。
5. 違法操業は「漁業法」「環境基本法」「長崎県採取許可規程」の趣旨に反し、漁業資源および沿岸環境に重大な影響を与えている。
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【住民生活への影響】
• 砂の流出や底質の変化により、イカ・アジ・タイなど沿岸漁業資源が減少傾向にあり、漁業者の生計に深刻な打撃を与えている。
• 流砂現象や海底環境の悪化は、漁場の荒廃とともに、地域住民の生活環境や海岸防災機能にも悪影響を及ぼす。
• 違法・不適切な採取行為が続けば、将来的に回復不能な環境破壊をもたらす危険性が高い。
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【要求事項】
1. 現在認可されている境界線付近の採取事業を即時停止すること。
2. 区域外採取の実態を速やかに調査し、その結果を公表すること。
3. 佐賀県・福岡県と同様に、境界線から十分に距離を保った採取区域を設定すること。
4. 今後の採取許可に際して、違法操業防止策と罰則規定を強化すること。
5. 上記については、令和7年10月末日までに文書にて正式な回答を提示されたい。
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以上のとおり、地域住民の生活環境および漁業資源の保全を最優先に考え、誠意あるご対応を強く求めます。万一、誠意ある対応がなされない場合には、漁業関係団体や市民団体と連携し、更なる社会的手段を講じざるを得ません。
敬具
令和7年9月30日
玄界灘と共に生きる会 有志一同
会長 浪口 志郎