卵価格が過去最高値の10個入り1パック308円の全国平均価格となっている。コメ同様安値に放置されているとして高値にしたい農水省の策略の結果かもしれない・・・。
ライスショックの次はエッグショック・・・。
マスコミは農水省が書かせているのか知らぬが、鳥インフルシーズンで高くなっていると書いていたが、感染数は例年より大幅に少ない(25年12月16日まで)。
一作年は確かに鳥インフルの大流行により卵価格が高騰した。
2024年11月は12.9%上昇。特に関東での感染処分数が多く需給バランスが崩れたことから、地方からも卵高値の首都圏へ向かい、地方でも需給がひっ迫して全国で高価格となった。その価格より今年11月は12.8%も上昇している。
鶏が産卵開始するのは生後5ヶ月、その後1年半にわたり産卵し、2年で減少、商品価値がなくなり肉用途に回る。
こうした循環からして現在は通常の採卵数に戻っているものとみられる。通常、年末の11・12月はクリスマスケーキ用とか、オセチ用に需要増となり価格は高騰、正月あければ価格は下がる。今回も同じ動きだろうが、価格が異常に高い。
これは異常気象に起因している。
卵価格過去最高に高騰 異常気象後遺症か農水省の計略か 鳥インフル影響なし
スポンサーリンク
夏場暑くて鶏にストレスがかかり産卵数が減少、夏場の8月も前年同月比で16.4%と高かく、10月も13.6%と高かった。秋は短くクリスマスシーズンに入ったことから、通常年より価格が下がらないまま年末高に突入し、11月・12月の価格になっているようだ。
1月以降を展望すると、
鳥インフルの感染は現在7件で処分数は197万羽と一昨年や昨年に比べ大幅に少なく、産卵数も供給も回復していると仮定できることから、例年通り大幅に下がるものとみられる。
もし下がらなかった場合、飼料高騰で採卵コストが上昇している養鶏業者と高値維持したい農水省ド官僚たちの策略により、コメ同様、市場競争を歪め高止まりさせることは十二分に考えられる。
ただ、下記資料に見られるように飼料高騰や鳥インフルエンザの大流行により、生産農場が全国規模で破綻したり、廃業し、鳥インフルの影響を受けていなかった2021年と2024年を比し、生産農家は▲12.8%減少、採卵用の養鶏数も▲6.8%減少しており、こうした養鶏数の減少も卵の需給をひっ迫させているものとみられる。
農水省のド官僚によるコメは現在のところ成功している。ド官僚たちは今年放出した江藤米や小泉米約90万トンの備蓄米を高値に維持させるため、今度は備蓄に動く、高価格帯で備蓄し続け高値安定化を図り、市場価格を高値維持させ続ける。
鈴木氏の市場任せ、ハゲタカの堂島先物米相場任せでは高値が維持され続け、貧乏人は最安値で飼料用として放出される政府備蓄米の古古古古米を主食とせざるを得なくなる。だが、生産量は増加、輸入米まであり、何れ供給過多で需給バランスが崩れ、民間在庫推定150万~200万トンも毎年古古古米化し、まったく美味しくなく、飼料用に放出するしかなくなる。生産年を記載しない偽装工作により販売するしか方策はなくなる。・・・政府備蓄米も税金で購入しているものだ。
スクロール→
|
鳥インフル /万羽/農水省 |
|||||
|
|
発生件数 |
処分数 |
ウチ12月迄 |
ウチ1月 |
ウチ2月 |
|
2020年 |
52 |
987 |
500 |
149 |
353 |
|
2022年 |
84 |
1,771 |
800 |
463 |
243 |
|
2024年 |
51 |
932 |
300 |
648 |
9 |
|
25/11/18まで |
7 |
197 |
197 |
|
|
●飼料価格の高騰による卵価格の高騰は理由にならない。需給バランスの市場任せで決定している。 養鶏コスト高で市場価格が安く経営できなければ採卵養鶏業者は淘汰され、供給が減少し価格は高騰する。鳥インフル感染で処分される養鶏には政府が全額補償しており、経営破綻する感染養鶏場はほとんどなく、7ヶ月もすれば、新しい雛が生育し採卵するようになり、需給バランスも戻る。戻らないのは市場原理に任せていない農水省の策略の結果であろう。 ただ、コメ価格暴投により比較して値上がり率が少ない小麦系(麺類や食パン類)の需要が増加、一般家庭の卵需要が増加している可能性もある。
スクロール→
|
卵価格 総務省 前年同月比 |
|||||
|
|
22年 |
23年 |
24年 |
25年 |
単純合計 |
|
1月 |
3.4% |
10.7% |
18.3% |
-4.5% |
27.9% |
|
2月 |
3.2% |
19.9% |
6.4% |
1.4% |
30.9% |
|
3月 |
2.8% |
29.4% |
-3.6% |
5.6% |
34.2% |
|
4月 |
1.9% |
33.7% |
-7.7% |
10.0% |
37.9% |
|
5月 |
1.4% |
35.6% |
-10.8% |
12.6% |
38.8% |
|
6月 |
0.5% |
35.7% |
-12.5% |
14.5% |
38.2% |
|
7月 |
0.0% |
36.2% |
-13.8% |
15.8% |
38.2% |
|
8月 |
0.2% |
35.2% |
-13.6% |
16.4% |
38.2% |
|
9月 |
2.3% |
31.2% |
-11.4% |
15.2% |
37.3% |
|
10月 |
4.7% |
28.3% |
-9.8% |
13.6% |
36.8% |
|
11月 |
5.2% |
26.3% |
-7.7% |
12.9% |
36.7% |
|
12月 |
7.8% |
21.9% |
-2.7% |
|
|
|
年間 |
2.8% |
28.7% |
-6.5% |
|
|
★2023年から24年にかけ、鳥インフルの大感染とともにスーパー大手の採卵用養鶏場の運営会社の破綻が続いた。
スクロール→
|
採卵養鶏数/農水省 |
|||||
|
|
養鶏場数 |
養鶏数 |
ウチ6ヶ月未 |
ウチ成鶏 |
比率 |
|
2021年 |
1,880 |
180,918 |
40,221 |
140,697 |
77.8% |
|
2022年 |
1,810 |
180,096 |
42,805 |
137,291 |
76.2% |
|
2023年 |
1,690 |
169,810 |
41,231 |
128,579 |
75.7% |
|
2024年 |
1,640 |
168,590 |
38,870 |
129,729 |
76.9% |
|
2021比 |
-12.8% |
-6.8% |
-3.4% |
-7.8% |
|