学歴詐称疑惑の湊亮太県議(佐世保市)が自民党を離党!

「離党はするが、議員は辞めない」という選択

学歴詐称疑惑が囁かれてきた自民党県議・湊亮太氏が、きのう12月19日、自民党長崎県連に離党届を提出した――と、関係者の証言で明らかになった。
この一報を聞いて、多くの有権者はこう思ったはずだ。
「いよいよ議員辞職か」と。
ところが、どうやら話はそう単純ではない。
湊氏は自民党を離れるが、県議は辞めないという。
理由とされているのは、来年2月の知事選だ。
今回の知事選で、湊氏の“元の雇い主”である大石知事が、自民党推薦を得られなかった。
その結果、湊氏は「自民党の肩書きを外した状態」で、大石知事の選挙応援に回る――そういう算段らしい。
なるほど、筋は通っている。
党には残れない。だが、議席は残す。
立場を変えれば、動ける範囲が広がる。
ただ、有権者から見れば、こうも映るだろう。
それは“けじめ”なのか、それとも“使い分け”なのか。
学歴詐称疑惑については、離党で一区切りがついたかのような空気も漂うが、
「疑惑で辞めるのではなく、選挙の都合で離党する」
そう受け止める人がいても、不思議ではない。
そして、同じく大石知事を応援する立場にある金子容三氏の進退にも、自然と視線が集まる。
湊氏が離党という“カード”を切った今、金子氏はどう動くのか。
動かないのか。
それとも、動けないのか。

政党、知事、議員、それぞれの思惑が静かに交差する中で、
有権者だけが置き去りにされていないか。
「離党はするが、議員は辞めない」
この一文が、今回の県政と知事選を象徴しているようにも見える。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次





