アイコン 原油、今年は需給バランス崩れたまま27年まで影響か/米EIA 日本は米輸入急拡大

Posted:[ 2026年8月12日 ]

米EIAのよる7月時点での今年の原油の需給量は、
今年の供給量は平均約1億0,080万バレル/日量、
需要量は約1億0,400万バレル/日量
と米EIAの7月の今年の予測では需要量が上回っており、価格はこの逼迫から高止まりすると予想されている。

中東の原油施設(主に米石油メジャーの生産施設が攻撃被害を受け、イランの施設もトランプ爆撃やミサイル攻撃で大きく傷んでいる。)
ウクライナの長距離ドローン攻撃でロシアの原油生産施設や精製施設が破壊されており、輸出は制裁もあり、石油精製品も含め大きく落ち込んでいる。

ベネズエラでは、シェブロンがバイデン政権下で操業再開、トランプが昨年、シェブロンに対してべネズエラでの生産を停止させたものの、トランプは今年1月2日にベネズエラを奇襲攻撃、国家を米国に従属させたことにより、シェブロンに再び操業を再開させ、ベネズエラの原油の輸出管理を実質米国が握った。

 



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ベネズエラは世界最大の原油埋蔵国だが、昨年まで反米政策により資金不足で原油生産施設の改修工事ができず、生産減少し続けていた。大量に増産させるにしても開発が必要であり、時間を要する。
(OPEC生産枠は200万バレル/日・・・80万バレル未満まで低下、現在は120万バレルまで回復/国営原油生産会社PDVSAの生産施設の改修工事が、トランプへの従属の見返りにできるようになり、シェブロンも含めて生産が拡大し続けている。)

米エネルギー情報局(EIA)は11日、短期エネルギー見通し(STEO)を公表し、中東の一部産油国について、来年初めまでに貿易動向が正常化したとしても、2027年末までに紛争前の水準に原油生産を回復させるのは困難になる公算が大きいとの見方を示したとロイターが次のように報じている。
ホルムズ海峡を通る海上輸送の混乱やエネルギーインフラへの攻撃により、中東の産油国は生産の大幅削減を余儀なくされている。

EIAの推計によると、中東の産油量のうち日量約550万バレル(世界消費量の5%超)が7月に停止している。
EIAは、⁠直近数週間の船舶への攻撃再発を受け、ホルムズ海峡経由の原油輸送は8月を通じて著しく制約されると予想し、9月には出荷量が徐々に増加し始めると想定している。

EIAは以前にも、ホルムズ海峡の輸送が近く増加するという同様の予測を発表していたが、トランプが7月7日のイラン戦争を再開させたことによりイラン紛争が長期化し、ホルムズ海峡の完全封鎖解除は実現していない。

現在もイランとオマーンがホルムズ海峡を管理するとして、通行料もしくは安全航行サービス料の名目で通航料を徴収し、ホルムズ海峡の封鎖を解除するとしているが、米国がホルムズ海峡を逆封鎖したままになっており、いまだ数百隻の船舶で3月初めからペルシャ湾に滞留したままになっている。
原油価格も6月22日の終戦協議入り、停戦期間中の7月1日には68.58ドルまで下落したが、7月7日のトランプの戦争再開宣言により、7月23日には92.15ドルまで上昇、その後はトランプ合衆国が大規模攻撃などを停止したものの80ドル前後で推移している。これはイスラエルがレバノンやガザを攻撃し続けており、トランプのイスラエルに対する神通力も、兵器や弾薬の輸出を停止しない限り、すでに効かなくなっている。
(イランは、イラン・レバノン・ガザ・イラク・イエメンの包括的終戦をトランプ政権に対して提示、終戦条件の大きな柱にしている。)

EIAによると、中東の原油生産と世界貿易の大半が27年初めまでに紛争前の水準に回復したとしても、同地域の生産のうち日量約60万バレルは、同年末まで停⁠止されたままになる見通し。

EIAはまた、今年の世界の原油生産量について、日量平均約1億0080万バレルになる見込みだとし、7月のSTEOでの予測を約1%下回る見通しを明らかにした。一方、世界の原油需要は7月予測と同じ日量約1億0400万バレルを見込んでいる。

供給不足の拡大を受け、26年と27年の⁠原油価格予測はいずれも引き上げた。
今年の北海ブレント原油価格は1バレル当たり平均86.81ドル、米WTI原油は平均80.88ドルになる見通し。前回予測ではブレント原油が82ドル未満、WTIは76ドル強として⁠いた。

EIAは中東の産油量と世界貿易が27年初めまでに大幅に回復するという想定から、来年の価格は下落するとした。ただ、一部生産の停止が長期化するこ⁠とから、下落幅はより緩やかになるとみている。

来年のブレント原油価格(北海原油価格)は26年から20.1%下落し、平均69.39ドルとなる見通し。前回予測では20.9%の下落を見込んでいた。
WTI価格は19.1%下落し、同65.39ドルになる見通し。前回予測では20.3%の下落を見込んでいた。

これは原油の世界での需給バランスが逼迫する中、中東産の原油生産が60万バレルは来年末まで生産回復は困難なことによるもの。
以上、

※ 米国産と中東産の原油の質が異なり、灯油生産にも適した中東産を日本は最優先して輸入
していたものの、今回のトランプが仕掛けたイラン戦争により、日本は米国からの輸入を急拡大させ、米国から購入し続けるトランプの裏技の術に嵌っている。
 
今年5月には、UAEがOPECから脱退しており、UAEが増産する可能性があり、来年は原油価格が値崩れを起こす可能性もある。
 また、ウクライナの攻撃で露産原油・原油精製施設が大きな被害を受けているものの、今年中にはほとんど回復するものとみられる。
ただ、TACO野郎のトランプがイラン停戦・休戦・攻撃停止では、暇を持て余し、暇つぶしに再び、イランを攻撃する可能性もある。
 
11月3日が中間選挙だが、世論調査では下院は民主党勝利が予想されているが、議員の任期が終わるのは1月3日、中間選挙に負けても12月(議員の任期は1月3日まで)までイラン攻撃は可能。また、議会がイラン戦争に反対しても大統領には拒否権があり、大統領の拒否権を覆すには上下院とも2/3が必要、勢力図からして覆しは不可能に近い。また、戦争は大統領権限、60日間の議会通告義務期間までに攻撃しまくる可能性もある。

トランプは、爆撃によりイランを壊滅的泥沼に仕立てようとしているが、アフガン同様、トランプ自身がすでに泥沼にはまっている。
PAC3もトマホークもすでに日本や韓国はじめ全世界からかき集め、もしもの戦争勃発では本土防衛に支障をきたすと米軍の最高司令官(制服組トップ)がイランに対する大規模攻撃を中止すべきだと会議で主張し中止されている。
すでにウクライナではPAC3が底を付き、キーウ以外ではロシアのミサイルの迎撃が非常に難しくなっている。また、ロシアは攻撃ドローンをウクライナ側から迎撃・撃墜されることから、今ではジェットエンジンのドローンを飛ばしている。ただ、ロシアは迎撃体制の質が、米国やイスラエルより大幅に落ち、ウクライナの長距離飛行ドローンにより露全土の原油精製施設が狙われ、ガソリン不足に陥り、今では配給制に陥っている。
 
ぷっちんプーチンとTACOトランプは、世界にとってカメムシのようなえげつない害虫のようだ。
悪人は長生きする慣わし。


スクロール→

米国の原油生産量  単位:K万バレル/日量

 

BBL/D/1K:米EIA    5月はり1371.4万バレル(bpd

 

 

23

24

25

前年比

26

前年比

 

1月

12.6

12.5

13.1

4.8%

13.3

1.5%

 

2月

12.6

13.1

13.2

0.8%

13.7

3.8%

 

3月

12.9

13.2

13.5

2.3%

13.7

1.5%

 

4月

12.7

13.3

13.5

1.5%

14.0

3.7%

 

5月

12.7

13.3

13.4

0.8%

13.7

2.2%

 

6月

12.8

13.3

13.6

2.3%

 

 

 

7月

12.9

13.2

13.7

3.8%

 

 

 

8月

13.0

13.4

13.8

3.0%

 

 

 

9月

13.2

13.2

13.8

4.5%

 

 

 

10月

13.2

13.5

13.9

3.0%

 

 

 

11月

13.3

13.4

13.8

3.0%

 

 

 

12月

13.3

13.4

13.7

2.2%

 

 

 

小計

155.2

158.8

163.0

 

68.4

2.5%

 

月平均

12.9

13.2

13.6

 

13.7

 

 

前年比

 

2.3%

2.6%

 

2.5%

 

 

   2026年5月の米国の原油輸出量は573bpd/日で過去最高となってい

る。トランプがイランを攻撃したのも、米国産原油の輸出や支配原油を最大化させるためでもあり、中でも米国からの輸入を急拡大させている日本は、アラスカ原油の開発から生産、輸入に巨額を投じて実現させると日本政府がトランプと約束しており、すでにカモになっているようだ。

これは先代のバイデンがウクライナにロシアを挑発させ、露に侵攻させ、欧州から露産原油や天然ガスをパージ、米国産に切り替え、ユダヤ資本の米国の巨大原油メジャーがこれまでなかった欧州という巨大マーケットを手中に収めていることにある。

2018年、千代田化工建設が大赤字を出した米ルイジアナ州キャメロンのLNGプラント施設も今では欧州へのLNG輸出の拠点となっている。

 
 
 
 
 
 
 

 

6月の原油輸入は前年比で久しぶり増加、米国から大量購入、


スクロール→

2026年6月の原油輸入国と量/日本

経産省/石油統計

輸入国

KL

前年比

構成

アラブ首長国連邦

359

-23.7

35.8

アメリカ合衆国

324

7,199.8

32.3

サウジアラビア

217

-30.6

21.6

クウェート

50

-12.6

5.0

エクアドル

19

-

1.9

その他

34

 

3.4

1,003

5.9

100.0

 

 

 


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