北海道産天然ナマコの加工・販売を手がける「株式会社海王物産」(札幌市西区)が事業を停止し、2026年9月2日、札幌地裁に自己破産を申請したことが分かった。負債総額は約15億3200万円。
同社は北海道産ナマコを自社工場で加工し、塩蔵ナマコや乾燥ナマコなどを中国・香港向けに輸出していた。中国市場での需要拡大を背景に業容を伸ばし、2018年5月期には売上高約18億1200万円を計上していたが、コロナ禍や中国による日本産水産物の輸入停止が経営を直撃した。
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法人名 |
株式会社海王物産 |
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所在地 |
北海道札幌市西区 |
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設立 |
2007年6月 |
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事業内容 |
北海道産天然ナマコの加工・販売・輸出 |
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主力商品 |
塩蔵ナマコ、乾燥ナマコなど |
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主な輸出先 |
中国・香港 |
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売上高 |
約18億1200万円(2018年5月期)/約7億4000万円(2025年5月期) |
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事業停止 |
2026年8月31日 |
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自己破産申請 |
2026年9月2日 |
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負債 |
約15億3200万円 |
北海道産天然ナマコの加工・販売を手がける「株式会社海王物産」(札幌市西区)が事業を停止し、2026年9月2日、札幌地裁に自己破産を申請したことが分かった。負債総額は約15億3200万円。
同社は北海道産ナマコを自社工場で加工し、塩蔵ナマコや乾燥ナマコなどを中国・香港向けに輸出していた。中国市場での需要拡大を背景に業容を伸ばし、2018年5月期には売上高約18億1200万円を計上していたが、コロナ禍や中国による日本産水産物の輸入停止が経営を直撃した。
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法人名 |
株式会社海王物産 |
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所在地 |
北海道札幌市西区 |
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設立 |
2007年6月 |
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事業内容 |
北海道産天然ナマコの加工・販売・輸出 |
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主力商品 |
塩蔵ナマコ、乾燥ナマコなど |
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主な輸出先 |
中国・香港 |
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売上高 |
約18億1200万円(2018年5月期)/約7億4000万円(2025年5月期) |
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事業停止 |
2026年8月31日 |
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自己破産申請 |
2026年9月2日 |
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負債 |
約15億3200万円 |
北海道産天然ナマコを中国・香港へ輸出
海王物産は2007年6月設立。札幌市内の自社工場で北海道産天然ナマコを加工し、塩蔵ナマコや乾燥ナマコなどを製造・販売していた。
特に中国や香港向けの輸出を主力とし、中国圏における北海道産ナマコの高い人気を背景に事業を拡大。2018年5月期には年売上高約18億1200万円を計上するまでに成長していた。
国内でも北海道産ナマコ専門店「海参王(ハイシェンワン)」の名称でネット販売を展開し、楽天市場などのECモールを通じて乾燥ナマコなどを販売していた。
北海道の登録制度にもナマコ商品を登録
北海道の「道産食品登録制度」では、海王物産の商品として「味付け即食ナマコ」「塩蔵ナマコ」「干しナマコ」「細切り干しナマコ」の登録が確認されている。
北海道産原料を活用した商品開発を進める一方、販売面では中国市場への依存度が高く、海外需要の動向に左右されやすい事業構造となっていた。
コロナ禍で輸出停滞、中国の水産物禁輸が追い打ち
業績の転機となったのが2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大だった。海外との物流や人的往来が停滞し、主力としていたナマコ輸出が低迷した。
さらに2023年8月、中国政府が東京電力福島第一原発のALPS処理水の海洋放出を受け、日本産水産物の輸入を全面的に停止。中国向け輸出を大きな収益源としていた同社には大きな打撃となった。
中国ではナマコが高級食材として高い需要を持ち、日本から中国への水産物輸出でも主要品目の一つとなっていたことから、中国市場の急激な縮小が同社の業績を直撃した。
売上高は18億円から7億円台へ減少
中国向け輸出の低迷などから売上高は減少し、2025年5月期には約7億4000万円にとどまった。
2018年5月期の約18億1200万円と比較すると、売上規模は約6割減少したことになる。
その後、中国は北海道を含む一部地域の日本産水産物に対する輸入規制を緩和したものの、実際の輸出再開には加工・保管施設の登録など所定の手続きが必要とされている。
海王物産は業績回復を図ったものの先行きの見通しを立てることができず、2026年8月31日に事業を停止。9月2日に札幌地裁へ自己破産を申請した。
負債総額は約15億3200万円に上る。
中国・香港市場の需要を背景に急成長した北海道産ナマコ輸出。その市場環境がコロナ禍や輸入規制によって一変し、輸出依存型の水産加工会社の経営を大きく揺さぶる結果となった。