北海道のパチンコ店閉店・休業情報 中標津・むかわで営業終了、白老では町内唯一の店舗が休業
北海道内のパチンコホールで、2026年春以降、地方部を中心に営業終了や休業の動きが確認されている。
中標津町では「夢広場中標津店」が5月末までに営業を終了し、むかわ町では「大統領」が5月31日に閉店。一方、白老町では町内唯一のパチンコ店「パーラーMONAKO ZAZ」が5月10日から一時休業に入り、リニューアルの時期が見通せない状態となっている。
今回確認できた3店舗のうち、夢広場中標津店と大統領については閉店理由は公表されておらず、倒産や破産に伴う閉店であることも確認できていない。また、MONAKO ZAZについては正式な閉店ではなく、あくまで「一時休業」としている。
| 店舗名 | 市町村 | 状況 | 時期 | 運営法人 |
|---|---|---|---|---|
| 夢広場中標津店 | 中標津町 | 営業終了 | 2026年5月末 | 有限会社エスト |
| 大統領 | むかわ町 | 閉店 | 2026年5月31日 | 有限会社光聖 |
| パーラーMONAKO ZAZ | 白老町 | 一時休業 | 2026年5月10日~ | 確認できず |
中標津町「夢広場中標津店」が営業終了
標津郡中標津町の「夢広場中標津店」は、2026年5月末までに営業を終了した。
閉店前の店舗規模はパチンコ194台、パチスロ112台の計306台。中標津町東32条南1丁目で営業していた。店舗情報サイトでは5月31日閉店とされているが、公式の閉店告知は今回確認できなかったため、本稿では「5月末までに営業終了」としている。
運営していたのは釧路市の有限会社エスト。法人番号は7460002000350で、過去の求人情報でも同社が夢広場中標津店を運営していたことが確認できる。
閉店前のP-WORLDでは低貸しパチンコ、パチスロを中心とした営業形態が掲載されていた。閉店の具体的な理由や、運営会社の今後については確認できていない。
むかわ町「大統領」は5月31日に閉店
勇払郡むかわ町のパチンコ店「大統領」も、2026年5月31日をもって閉店した。
同店はむかわ町末広1丁目で営業し、閉店前はパチンコ132台、パチスロ70台の計202台を設置していた。P-WORLDでは2026年3月9日時点でも営業情報が更新されていた。
運営法人は有限会社光聖。法人番号は2430002060179で、法人の本店所在地も店舗と同じむかわ町末広1丁目82番地となっている。公開企業情報ではパチンコホール運営会社として登録されている。
閉店情報は複数の店舗情報サイトで5月31日とされている。一方、具体的な閉店理由や事業停止、倒産などの情報は今回確認できなかった。
白老町唯一の「MONAKO ZAZ」は一時休業
白老郡白老町では、町内唯一のパチンコ店「パーラーMONAKO ZAZ」が、2026年5月10日から一時休業している。
店舗に掲示された案内では、リニューアルオープンを予定しているものの、エネルギーや資材、物価の高騰により計画の見通しが立っていないとしている。地元メディアが6月に現地を確認した時点でも営業は再開していなかった。
同店は白老町石山で26年間営業してきたとされる。白老郡内のパチンコ店としても唯一の店舗とされており、営業再開の有無は地域にとっても小さくない動きとなる。
ただし、MONAKO ZAZは閉店を発表したわけではない。店舗側の案内は明確に「一時休業」としており、閉店店舗として扱うのは適切ではない。
北海道の地方部でホールの営業終了・休業
今回確認できた動きは、中標津町、むかわ町、白老町と、札幌市などの大都市圏ではなく北海道の地方部に集中している。
一方で、3店舗の事情はそれぞれ異なる。夢広場中標津店と大統領は営業を終えたものの、その理由は確認できていない。MONAKO ZAZはエネルギーや資材などの価格上昇を理由にリニューアル計画が進んでいないことを明らかにしているが、現在も位置付けは「休業」である。
パチンコホールを巡っては店舗の営業終了や統廃合が各地で続いているが、個々の閉店を業界全体の動向だけで説明することはできない。地域の人口動態や商圏、設備投資、人件費など経営環境も店舗ごとに異なるためだ。
北海道の地方都市・町村で、今後も店舗の閉店や再編、休業店舗の営業再開などの動きがあるか注目される。





