アイコン 【続報・福島】久伸電機が破産 負債4億4700万円、携帯電話部品組立で従業員100人超の時期も


既報の電子機器部品製造業(株)久伸電機(福島県いわき市)の破産について、負債総額が約4億4700万円であることが分かった。

同社は2026年8月24日、福島地裁いわき支部から破産手続き開始決定を受けている。

前報:【福島・いわき】創業51年、基板実装の久伸電機が破産 電子部品製造

法人名 株式会社久伸電機
所在地 福島県いわき市
業種 電子機器部品製造業
創業 1975年
法人化 1983年
負債総額 約4億4700万円
破産開始決定 2026年8月24日

 

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携帯電話部品の受注拡大、従業員100人超へ

久伸電機は1975年創業、1983年に法人化。当初はカーラジオなど弱電分野の部品組み立てを中心に事業を展開していた。

1993年ごろからは、大手電子部品メーカーから携帯電話向け部品の組み立てを受注するようになり、事業規模を拡大。好調期には従業員数が100人を超えた。

1997年7月期には6億円台の売上高を計上し、最終利益も1000万円以上を確保するなど業績を伸ばしていた。

取引先の海外生産移転で受注環境が悪化

しかし、1998年以降は取引先企業が生産拠点を海外へ移転したことなどから受注環境が悪化。同業者との競争激化も重なり、業績は低迷した。

その後も業況は好転せず、厳しい経営が続くなか資金繰りも限界に達した。

2023年末に従業員を解雇、2024年2月までに稼働停止

同社は2023年12月末までに、代表者の親族を除く従業員を解雇。2024年2月までに工場の稼働を停止していた。

1970年代から電子機器部品の組み立てを手がけ、携帯電話市場の拡大期には100人を超える従業員を抱えるまで成長したが、国内電子機器メーカーの生産体制の変化や競争激化に対応できず、長期にわたる業績低迷を経て今回の破産となった。

負債総額は約4億4700万円。

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