群馬県伊勢崎市で住宅リフォーム工事などを手掛けていた(株)ドリームカンパニーの破産について、負債額や業績推移、事業停止に至るまでの状況が明らかになった。
帝国データバンク群馬支店によると、負債は2019年3月期末時点で約6500万円。同業者との競争激化などで受注が減少し、採算性の低い案件も重なったことで資金繰りが悪化していた。
さらに、請負代金の支払いを巡り取引先から提訴される事態も発生。2020年1月には本社事務所で火災が発生し、その後、事業を停止していた。
JC-NETでは9月16日、「【群馬】(株)ドリームカンパニー/破産手続き開始決定 住宅リフォーム・大工工事」として同社の破産を報じている。
負債約6500万円、9月3日に破産開始決定
ドリームカンパニーは2026年9月3日、前橋地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
負債は2019年3月期末時点で約6500万円とされるが、その後変動している可能性があり、破産開始時点での確定額ではない。
破産管財人には古平弘樹弁護士が選任されている。財産状況報告集会、廃止意見聴取、計算報告などの期日は2026年12月8日午前11時。
事件番号は令和8年(フ)第272号となっている。
2003年創業、戸建て住宅のリフォームを主力に
同社は2003年に創業し、2014年に法人化した。
主力としていたのは一戸建て住宅を対象とするリフォーム工事。住宅の改修に加えて、水回りや外構工事などにも対応していた。
住宅だけでなく、飲食店や小売店など事業用店舗の改修工事も請け負い、幅広いリフォーム需要を取り込んでいた。
建設業者情報では、同社の所在地を群馬県伊勢崎市宮子町、資本金を300万円とし、群馬県知事の建設業許可を受けた大工工事業者として掲載されている。木造住宅のリフォームや造作工事などに対応していた。
2016年には売上高約1億2800万円
業績面では、2016年3月期に売上高約1億2800万円を計上していた。
しかし、その後は同業者との競争が激しくなり、受注件数が減少。受注した工事のなかにも十分な採算を確保できない案件があり、収益力が低下していった。
売上確保と利益確保の両面で厳しい状況となり、次第に資金繰りが悪化した。
請負代金未払いを巡り取引先から提訴
資金繰りの悪化が進むなか、請負代金の支払いを巡って取引先から提訴される事態も生じていた。
帝国データバンクによると、こうした取引上の問題も抱えるなど経営環境は厳しさを増していた。
2019年3月期末時点では負債が約6500万円に達しており、財務面でも厳しい状況となっていた。
2020年1月に本社事務所で火災、事業停止
経営が厳しさを増していたなか、2020年1月には本社事務所で火災が発生した。
同社は火災後に事業を停止。その後、事業再開には至らず、2026年9月の破産手続き開始決定となった。
事業停止から破産開始まで長期間を要しているが、火災だけを今回の破綻原因とみなすことはできない。同社ではそれ以前から受注減少や採算悪化、資金繰り難など複数の経営上の問題が生じていた。
数字で見るドリームカンパニーの破産
ドリームカンパニーの会社概要
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法人名 |
株式会社ドリームカンパニー |
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法人番号 |
6070001029407 |
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所在地 |
群馬県伊勢崎市宮子町 |
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創業 |
2003年 |
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法人化 |
2014年 |
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資本金 |
300万円 |
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主要事業 |
住宅リフォーム、大工工事、店舗改修、水回り・外構工事など |
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負債 |
約6500万円(2019年3月期末時点) |