歯科機器や歯科材料などの卸売を手掛けていた「株式会社大泉歯科商会」(山形市本町2丁目、法人番号:5390001000311)が、2026年9月2日、山形地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
同社は個人創業時代から77年余の業歴を持つ老舗の歯科用品問屋。山形県内の歯科医院を中心に販路を築き、歯科機器のほか、歯ブラシ、歯磨き剤、デンタルフロスなど幅広い口腔ケア用品を取り扱っていた。
負債総額は2026年1月期時点で約1億1,100万円とされるが、破産手続きの中で変動する可能性がある。
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法人名 |
株式会社大泉歯科商会 |
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法人番号 |
5390001000311 |
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所在地 |
山形県山形市本町2丁目 |
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主要事業 |
歯科機器・歯科材料・口腔ケア用品の卸売 |
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業歴 |
個人創業時代から77年余 |
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負債総額 |
約1億1,100万円(2026年1月期時点) |
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破産手続き開始決定 |
2026年9月2日 |
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裁判所 |
山形地裁 |
業歴77年余、山形の老舗歯科用品問屋
大泉歯科商会は、個人創業時代を含めて77年余にわたり事業を展開してきた老舗の歯科用品卸。山形県内の歯科医院などを主要な販売先として、歯科機器や歯科材料、口腔ケア用品を供給してきた。
公開されていた同社の案内では、歯ブラシや歯磨き剤、歯間ブラシ、デンタルフロス、舌ブラシ、義歯関連用品など幅広い商品を取り扱っていたことが確認される。
ライオン歯科材やジーシー(GC)、オーラルケアなど各メーカーの商品も取り扱っていたが、これらは大泉歯科商会の自社ブランドではなく、同社は販売・流通を担う立場だった。
歯科医院向けを中心に販路を構築
同社は歯科業界の専門流通を担い、東北新潟歯科用品商協同組合の組合員としても掲載されていた。また、歯科専門出版社の取扱店情報にも山形県内の歯科商店として登録されており、地域の歯科医療を支える資材供給業者の一社だった。
一般向けにも口腔ケア用品を紹介し、来店による商品の購入にも対応するなど、専門業者向け卸売に加えて口腔ケア商品の販売にも取り組んでいた。
競争激化やネット流通の拡大で経営環境悪化
一方、歯科用品業界では競合他社との競争が激しくなるなか、インターネット経由による商品流通も拡大。同社を取り巻く営業環境は厳しさを増していた。
過年度の赤字累積から債務超過に陥り、資金繰りも次第に厳しくなっていたとされる。さらに2026年3月には先代が逝去し、その後は経営管理面でも厳しい状況となっていた。
こうしたなか事業継続が困難となり、今回の法的措置に至った。