【続報・山梨】「富士天霜ポーク」のSpriestが破産 負債約8500万円、養豚頭数減で事業縮小
既報。山梨県都留市の養豚業者「Spriest合同会社」の破産について、負債総額が8,632万円であることが判明した。
JC-NETでは2026年9月2日、同社が8月24日に甲府地裁都留支部から破産手続きの開始決定を受けたことを報じていた。
前報:【山梨】ブランド豚「富士天霜ポーク」のSpriestが破産 都留市で養豚・全国へ卸売
周辺対策で飼育頭数を削減、事業規模が縮小
同社は養豚場周辺から寄せられる苦情への対策を講じながら事業を続けていたものの、状況の改善には至らず、飼育頭数を減らす措置を取った。
頭数の減少に伴って事業規模の縮小を余儀なくされ、業績が低迷。資金繰りも悪化し、事業継続を断念するに至った。
地域おこし協力隊から養豚事業を承継
事業を立ち上げた兄弟は、地域おこし協力隊として山梨県都留市に移住。都留市の行政資料では、2017年に地域おこし協力隊へ加わり、地域唯一の養豚事業の承継に向けて活動していたことが確認されている。
その後、2020年6月にSpriest合同会社を法人化。法人番号は「8090003001698」、登記上の所在地は都留市加畑166番となっている。
独自ブランド「富士天霜ポーク」を展開
同社が開発・販売していたのが、独自ブランド豚「富士天霜ポーク」。公式サイトでは、中ヨークシャーやバークシャーをルーツとする豚に、大麦を主体として紅はるか、米粉ドーナツ、オリーブなどを配合した飼料を与えていたとしている。
飼育には「十日市場・夏狩湧水群」の天然水を利用し、アニマルウェルフェアに配慮した環境を採用。生産から加工、販売までを一貫して管理し、全国の飲食店やレストランなどへ豚肉を卸していた。
破産手続きの概要
破産管財人には分部祐子弁護士が選任されている。財産状況報告集会などの期日は2026年11月18日午後1時30分。事件番号は令和8年(フ)第33号となっている。
| 法人名 | Spriest合同会社 |
|---|---|
| 法人番号 | 8090003001698 |
| 所在地 | 山梨県都留市加畑 |
| 業種 | 養豚、豚肉の加工・販売 |
| 負債総額 | 8,632万円 |
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