山形県東置賜郡高畠町の土壌改良材製造・販売業、(株)タフライトが2026年10月14日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。事後処理を弁護士に一任しており、負債総額は約1億500万円に上る見通し。
同社は天然鉱物を原料とする土壌改良材「サン・ラ・テール」や、畜産向け飼料添加物「タフミール」の製造・販売を手掛けていた。農協や園芸店などに販路を築き、1990年代の最盛期には年商約9,000万円を計上していた。
【山形】土壌改良材のタフライトが自己破産申請へ 負債約1億500万円、サン・ラ・テールなど製造山形県東置賜郡高畠町の土壌改良材製造・販売業、(株)タフライトが2026年10月14日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。事後処理を弁護士に一任しており、負債総額は約1億500万円に上る見通し。
同社は天然鉱物を原料とする土壌改良材「サン・ラ・テール」や、畜産向け飼料添加物「タフミール」の製造・販売を手掛けていた。農協や園芸店などに販路を築き、1990年代の最盛期には年商約9,000万円を計上していた。
同社の主力製品「サン・ラ・テール」は、山形県産の天然鉱物を利用した土壌改良材。モンモリロナイト系の粘土鉱物を原料とし、化学薬品を添加しない土づくり資材として販売していた。
水稲や野菜、果樹、花卉など幅広い農作物を対象とし、農業生産者だけでなく家庭菜園向けにも商品を案内。粉末状の製品に加え、ペレット状の製品も展開していた。
同社の製品案内には、山形県内のサクランボ生産者をはじめ、福島県の梨農家、新潟県の稲作農家などの過去の使用事例も掲載されており、県外にも販路を広げていた。
農業資材に加え、牛、豚、鶏などの飼料に混合する天然ミネラル飼料添加物「タフミール」も製造・販売していた。
同製品は天然の粘土鉱物を使用したもので、家畜へのミネラル補給や畜舎環境の改善などを目的とする資材として案内。過去の製品紹介には、愛知県や新潟県などの畜産関連事業者による利用例も掲載されていた。
また、ブドウやリンゴ、桃などの栽培に使用する透明な果実用保護袋「BIKOO(ビコー)」も販売していた。BIKOOの製造元はニダイキ(株)であり、タフライトは取扱事業者として商品を展開していた。
同社は1990年代に農協や園芸店などを中心とする販路を形成し、最盛期には約9,000万円の年商を計上していた。
しかし、その後は同業他社との競争に加え、農家数の減少に伴う市場の縮小などが業績を圧迫。販売環境の変化に対応しきれず、経営状況が悪化していた。
2025年5月期の売上高は6,152万円にとどまり、887万円の赤字を計上。債務超過の状態が長期化するなか、資金繰りの改善が進まず、事業継続を断念した。
負債総額は2025年5月期時点で約1億500万円とされる。ただし、今後の調査によって変動する可能性がある。
同社は2026年10月14日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。
現時点で確認されているのは自己破産申請の準備段階であり、裁判所への破産申請や破産手続き開始決定は確認されていない。
また、同社製品の在庫販売や他社による事業承継、従来の取引先への供給継続についても確認できていない。
| 法人名 | 株式会社タフライト |
|---|---|
| 所在地 | 山形県東置賜郡高畠町 |
| 主要事業 | 土壌改良材、飼料添加物の製造・販売 |
| 主要製品 | サン・ラ・テール、タフミール |
| その他取扱商品 | BIKOO(他社製造) |
| 法人番号 | 9390001010406 |
| 2025年5月期売上高 | 6,152万円 |
| 2025年5月期損益 | 887万円の赤字 |
| 負債総額 | 約1億500万円(2025年5月期時点) |
| 事業停止日 | 2026年10月14日 |
| 手続き・状況 | 事業停止・自己破産申請準備 |