○○証券、ダイマル 大口焦付き④
ダイマルは、北九州市八幡西区で非鉄金属原料回収販売・非鉄金属原料加工を業として、金属回収業者の元締め会社となり成長、20年3月期には売上高119億5405万円、最終利益5億8585万円を計上する優良企業。20年4月には息子を社長にも就任させていた。
ところが、非鉄金属問屋のダイマルは昨年9月発生したリーマンショックで、それまで暴騰していた銅のスクラップ価格が大暴落、20億円前後の在庫評価損を出したとされる。さらにデリバティブ取引も大きな逆ザヤが発生して大損。○○証券はダイマルの今福代表に対して清算金の支払を要求したものの、支払わないまま代表交代となっている。