アイコン ○○証券、ダイマル 大口焦付き⑥

デリバティブ取引の損失金の清算を行わず会社解散しているダイマルに、困り果てた債権者は、第3者破産申立てを行うことを決定。7月24日第3者破産者申立てを行い裁判所はこれを受理した。※第3者破産申立ての裁判所受理は、事前手続きが複雑で簡単には受理されない。
 

 ダイマルの元社長の今福氏が何を考え付いたか不明であるが、2月2日には山本氏が今福氏に代わり代表取締役に就任、山本氏はすぐさま会社を資産管理会社と営業部門の会社に分割、3月31日には資産管理会社の解散決議を採択するという手際の良さであった。その上分離した新設会社は、元の会社の債権債務を引き継がないことまで登記している。

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[ 2009年8月17日 ]
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