アイコン 岩田屋、三越伊勢丹Hの完全子会社に

既報の通り、福岡市の最大で一番老舗のデパート「岩田屋」の臨時株主総会が7日開催され、三越伊勢丹ホールディングスの完全子会社となることが決定した。
 岩田屋は今後、同じ福岡市・天神にある「三越福岡店」との連携を深め一体的な運営を目指すとしている。

 岩田屋は、お坊ちゃま経営者の中牟田社長が、店舗展開の末経営を悪化させ、首と株を伊勢丹に捧げ、名ばかりの「岩田屋」は伊勢丹傘下入り、経営再建を進めてきた。今後、岩田屋の名前を残しながら、敵対関係にある天神三越と連携を深め、一体的な運営を目指すことになる。

 現在の百貨店が、顧客ニーズに対応しているのか存在そのものが問われているなか、経営合理化だけで生き残れるとは思われない。
女性客を引き付け好業績であった伊勢丹にしても、消費不況には勝てず、景気が少し良くなったとしても戻ってくるのは半分、段々段々顧客離れが進む。

★三越伊勢丹Hは今期、当期利益が前期の46億円から大幅改善され200億円を予想している。しかし、売上高は前期1兆4,266億円から今期1兆3,100億円と約1,100億円減少、また営業利益は前期195億円から今期20億円と大幅減少を予想しているのである。 

今後の福岡市中心の商業施設構図は、
三越×岩田屋 対 大丸  対  ロフト+パルコ  対  新博多駅(阪急百貨店)+ヨドバシ 
            天神                           博多駅

 おっパイの奪い合いでしかない。 遠巻きには儲からないイオングループがあちこちの要所に大型店舗網を構築している。イズミの夢タウンもある。
 九州新幹線全面開通で鹿児島から一杯女性客が押し寄せるであろうし、そのうち長崎新幹線でも長崎からワンサカ押し寄せるだろう。

 

追、福岡情報
福岡の一極集中はとどまるところを知らないが、福岡市の政治は、全くの素人さん、政策どころではなくオロオロ状態。公約違反もいいところで早く退陣させねば、市民のためにもアジアの拠点作りにも役立たず、国のためにもならない。一応民主党が支援して当選した慶応ポーイの市長さん。ドゲンカセンカ民主の☆信。

新幹線作って中央の大手土木屋さんとダンプ屋さんだけが儲かった、しかしそのしっぺ返しの経済崩壊が田舎都市から始まる。長崎では、海辺の見晴らしが最高にすばらしい新県庁予定地に、大きな県庁温泉でも作ったら観光客が戻るかな・・・・猫ちゃん。

[ 2009年9月 9日 ]
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