アイコン 大分県玖珠町に場外車券場設置計画

福岡県飯塚市が運営するオートレース場「飯塚オート」が、オートレースの場外車券売り場の設置を玖珠町に計画している。

 玖珠町によると、7月下旬、飯塚オートを運営する飯塚市の職員など3人が玖珠町役場を訪れて「飯塚オートの場外車券売り場を玖珠町に設置したい」と申し入れたという。
さらに、設置場所は玖珠町のパチンコ店の敷地を予定していることや、設置した場合は売り上げの1%を町に協力金として支払うことなどを説明したという。
この時応対した町の職員は、話を聞いただけで設置への賛否は飯塚市に伝えていないとしているが、玖珠町の後藤威彦町長は「玖珠町は童話の里という町づくりをすすめていてギャンブルとはイメージが合わず、現時点では賛成するつもりはない」と話している。
飯塚市によると、地方交付金が減少するなか、市は自主財源を確保するために場外車券売場の設置を進めていて、来年度には鹿児島県で2件、宮崎県で1件の場外車券売場を開設する予定で、福岡県や熊本県では住民の反対などから設置を断念したという。
飯塚市公営競技事業部の城丸秀高部長は「設置にあたっては地元住民の了解が不可欠で、仮に周辺の住民が反対するのであれば設置はしない」と話している。

★ 飯塚市は、炭鉱の鉱害復旧工事等の特別予算も遠になくなり、公共投資予算も世間並み
でジリ貧、おまけに飯塚オートも観客は疎らで赤字続き、飯塚市は他県の町に場外売り場を設け、一儲けを企んでいるようだが、嘉麻市稲築町(飯塚市の隣町)に九電工が佐賀競馬(草競馬)と組み、豪華な場外馬券場を作ったものの大赤字で、2年くらいで閉鎖された前歴がある。
 入場者もあてにならない他県の田舎町にそうした施設を作るより、本体の観客動員を増やす努力が先決ではないだろうか。
 

[ 2009年9月10日 ]
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