アイコン 【投稿】ボロ雑巾はゴミ箱に

県議会投稿者=りんぺい

長崎県議会定例会議が9月10日午前10時に始まった。県庁玄関前には貸切バスが並んで客を降ろし、5階議場とロビーを昇降するエレベーターは数十分間フル稼働。それもそのはず、一般質問のトップバッターは大村市選出の小林克敏県議である。

 小林克敏後援会の動員で400席ある議会傍聴席は超満員、開会前から議場は熱気に包まれていた。
小林県議と金子知事との質疑応答の中で注目されたのは、来年3月で任期満了となる金子の動向である。
質問通告一覧表の中に小林県議の質問事項が記されているのでピックアップしておく。
「①来る3月以降も引き続き知事として、県政を担われるつもりがあるのか。②知事は2選目、3選目の時は9月議会の冒頭で知事選への出馬を表明している。なぜ今回は未だ考えを明らかにしないのか。③いつ、どのような場で、知事選に対する考えを明らかにされるつもりか。④よもや出馬断念ということにはならないと思うが、知事として責任ある判断をするべきではないのか」

その一連の質問に対し、金子知事はいつものようにしまりのない鼻声でぬらりくらりと次のように応えた。
「(4選出馬に)意欲は大いにあるが、前回、前々回の状況とは異なっている。県政のおかれている状況を考えると、経済状況が先。今回の政権交代でどういう風に進んでいくのか分からない。みんなで協力してやっていこうという環境になっていない状況の中では言明できない。」「選挙は戦いですから、出馬表明の時期はと聞かれても、その戦いの期間も必要だから・・・」と不明瞭な答弁。つまりsyツバの意欲はあるが、それを言明するだけの環境が現在整っていないことを示唆したのである。
金子知事の答弁は小林県議、すでにお金子知事との調整の中で折り込み済みなのか、「ポーカーフェース(猫顔)の知事だが、その気持ちを汲み取ると、私はマチガイなく出るであろうと確信している。(出馬表明は)9月じゃないなら11月議会か、と。自民が推薦する人に頑張ってもらわないと」と金子に迫った。事実上の4選出馬要請ともとれる小林県議のパフォーマンスに議場は単純に沸いた。しかしながら筆者は思うのである。ボロ雑巾をこれ以上しぼって使わずに、つまんでポイとゴミ箱に捨てるべきだと。それが県民の切なる願いであることを小林県議はぜんぜん理解していないようだ。

金子0904衆議院自民党大敗の翌日、小林県議は長崎県選出の●●主党某●有●代●士に●電●▼を●かけ●、「▼●は●陰なが●ら▼●主党を▼●援していました。●算●●の時はお▼いします」と要請したという。
い●しく▼●自●民党県連●役の一翼を担う県議が、兄貴分の久間代議士が国会にいなくなったからといって、●▼も●外●▼もなくすり寄ってくるのかと、●」某●有♪力●▼●周辺では、小林県議のその●●▼ぶり、あまりに●▼たない言▼●♪に語るにべき言葉を失っているという。 鳩山次期総理が掲げた「友愛」のスローガンを小林県議は「昨日の敵は今日の友」と自分に都合よく解釈しているようである。
政治家もここまで開き直ってあつかましくならないと、キングメーカーとして大事を成しとげられないようである。KY(ケイワイ)のKが小林でYの方は八江なのか、と首をかしげた向きもあったが、わが小林先生に限っては鋭敏な嗅覚で長崎県民の吐く息のにおいを嗅ぎ取っているものと期待するのである。 
 

編集部・・・・本誌編集長の希望で 少々、割愛させていただきました。

[ 2009年9月10日 ]
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