アイコン タリバン、麻薬備蓄に走る

国連薬物犯罪事務所(UNODC)は23日、タリバンが麻薬備蓄に走っている兆候があると発表した。

アフガニスタンはアヘン・ヘロインの原料となるケシの世界的産地、アフガニスタンに注がれる世界からの資金は末端農民には恩恵が回らず、北部山岳部では米軍の攻撃があるにもかかわらず、大量に栽培され続けている。
 合法・非合法合わせ年間消費量は約4000トン、価格は安定している。
アフガンの昨年の生産量は7700トン、消費量との差が備蓄に回されているとしている。
タリバンと共にしているアラブの王家一族のビルラディンは、備蓄することで価格維持をはかっているものと見ている。タリバンはケシ栽培業者からミカジメ料として年間1億2500万ドル(113億円/92円)徴収しているとされ、密輸組織との関係強化もはかられているとしている。

[ 2009年9月25日 ]
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