アイコン 再々編必至の九州各行の中間決算②/メガバンクの状況②

<三井住友フィナンシャルグループ>

連結/ 百万円
経常収益
経常利益
当期利益
09年3月期中間決算
1,817,108
190,962
83,281
10年3月期中間決算
1,566,910
222,225
123,540
09年3月期決算
3,552,843
45,311
-373,456
10年3月期決算予想
3,100,000
490,000
220,000
10年3月期中間決算(9月)
総資産
117,531,379
 
自己資本
3,963,418
3.4%
預金量
75,967,958
 

三井住友はゴールドマン・サックスと親密な関係である。バブル処理では一早くゴールドマンに対して不良債権をバルクセールで売却したり、リーマンショックでは三井住友がゴールドマンに数千億円の出資(未実現)が仮決定したり昔から関係が深い。
本年10月には日興コーディアル証券を子会社化(総資産1兆2,074億38百万円、純資産4,016億81百万円)したが、同証券会社を購入するに当たってシティとも業務提携している。一方大和證券との合弁事業である大和SMBCは解消する。
同行の与信関係費用は前年同期比337 億円減少して2,685 億円。
ゼネコンのフジタをゴールドマン傘下のファンドに抱えさせたのも三井住友である。
ゴールドマン・サックスは、巨額の税金投入を迫られたAIG救済も、ゴールドマン前CEO兼会長であった当時のポールソン財務長官の意向によるところが大きかったとされる。(AIGが破綻していれば、ゴールドマンはAIGとの間で締結されていたCDS契約により1兆円を超える損失が生じていた。)
同行傘下の関西アーバン銀行は来年3月びわこ銀行(本店・大津市)と合併する。関西アーバンは元々関西銀行と関西さわやか銀行が合併した銀行。バブル崩壊の影響でコケ、三井住友の支援の下、合併して誕生した銀行であるが、性懲りもなく不動産ミニバブルでも不動産関連融資を積極的に行いジリ貧になっていた。
プロミスを子会社化している。

[ 2009年11月25日 ]
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