アイコン 住宅建築問題/「敵は建築家にあり」のブログを追う⑤

施主と建築会社間で一番トラブルが多いのは追加工事である。施主は口で言うから建築側は、当然お金を別途支払って貰えると勘違いする。

施主側は当然予算内で可能と思ったと主張する。建築側が、別途費用がかかるものなら、臆せず金額を提示し証文を取っておくことである。(筆者はサブコン出身なので、ゼネコンから、高くなる仕様変更や追加工事などの代金が貰えないことがよくあった。そのため予算が厳しくなった頃から、現場監督のサインを貰うまで納品しないようにした)
しかし、施工側や設計監理会社が、施主の支払の了解も取らず変更し、その費用を施主側に求めると当然トラブルが当たり前である。
当ブログでは、別途発注した分は支払うとしている。但し、建築側(設計監理や施工会社)が、施主の了解を取らず、追加工事した分については支払わないとして問題が生じている。
 
2007年1月のブログ原文。( )書きは書添
一昨年(2005年)12月には、(設計デザイン事務所から)『うちの事務所、小所帯で賞与が遅配になります。年末の構造設計屋さんへの支払いにも窮します。』という内容の泣き落としFAXも来ました。それでも(補修)工事は終了しません。施工会社には、支払いをお願いされて入居前に残額1/3を支払ってしまっていました。失敗でした。建築家に確認したところ、支払に応じて大丈夫ですと返事がきたからです。ですから、全てが終わらないと建築デザイン事務所には支払わないと決めていました。
親しい銀行マンに言われていました。2週間位住んでみて、支払いなさい。生活してみないと不具合はわかりません。ローンセンターの私達の目の前で、支払いの決済時、よく施主と施工会社で大声で怒鳴りあいになります。本当によくある事です。と・・・
補修工事が終了してもなかなか、追加請求書がでません。
私達が追加工事お願いし、見積書戴いたのは、下記2件。
☆隣のアパートとの境界のフェンス   ・・・ひどい工事されました。次回詳細UP!
☆警備関係電気工事          ・・・肝心の光ファイバー用空配管が入ってない!
★駐車場工事の3回のやり直し     ・・・見積書、突っ返しました。(`⌒´)プンッ!
 この駐車場、あの大掛かりの補修工事の後、もう一度ドリルで壊しました。とこでしょう?シャッターの立ち上がり部分、雨が降ると雨水が溜まり、さび始めたのです。 コンクリート流すのに傾斜が取れてなかったのです。基本ですよね、こんな事。ですから、うちの駐車場3分割されています。Σ(-。-*)oガーン!です。
 さてこの2件に対して、いったいいくらの請求書が回ってきたでしょうか?
追加請求の件は、会って説明したいと言われましたが、さっさとFAXでいいから送ってと伝えると、施工会社からの請求金額  ★★★   480万円   ★★★ 
設計デザイン事務所からのFAXです!すぐ、電話しました。明細には、寝室横ワインセラーの防音ドア・私達が契約せずに建築家がつけた、通用門の門扉等が入っていました。『どうしたらこんな金額がでてくるのでしょうか?』『なぜ、ワインセラーの機械音でその横に設計された寝室で眠れないと訴えて、防音ドア付けていただいたのが、うちに請求されるのですか?設計ミスでしょう。』質問に、(設計デザイン会社の)アシスタントは、『施工会社からは、倍の960万(1千万円近い数字だったと思う。現在、請求書等、司法書士に預けているので正確な数字ではないが・・・)できていました。それを我々が、半分に減らしたのです。』

 

 ※以上であるが、ワインセラーの音問題は、別途隔壁の構造問題に発展している。

[ 2009年12月18日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(敵は建築家にあり、)
スポンサードリンク
スポンサードリンク