アイコン 福岡県庁の実態/中島副知事に見る

福岡県庁中島副知事(67歳)は、1964年西南大を卒業後、福岡県庁に就職、地方課長・商工部長・企画振興部長などを歴任、1995年(平成7年)4月麻生知事誕生後の1999年副知事に就任して今日に至っていた。

 

副知事といいながら、地方課長時代に築いた甘~い付き合いは、西中洲の○○料亭でのマージャンで始まり、那珂川の橋を渡りお気に入りのお姉ちゃんがいる中洲のクラブ○○○へ、そして休みはゴルフへがいつものパターン。当然部下に当たる市町村支援課長や企画振興部長のご歴々の方々も中洲のアマ~イ汁を吸わされ中洲とゴルフ三昧している。
しかしその資金は、県が助成支出する福岡県市町村会が調達。中島副知事は天皇になってしまい、中洲のお姉ちゃんと野球観戦のための観戦チケットさえも用立てさせるなどエスカレート、福岡県市町村会も少々あった裏金も底を付き裏金作りに奔走。まだ40歳代の福岡県町村会の課長じゃ裏金作りも素人、あっさり調査で不正経理が発覚。ゾロゾロ中島副知事まで行き着いてしまったというのが、中島副知事の税金三昧の実相である。
中島副知事のご乱行の実力は、平成7年福岡県庁を揺るがした裏金の不正経理事件で、県庁の役職員以上が一生懸命その償いのため給与から天引きされていた時期にも関係なく続けられていたと関係者は証言する。福岡県庁の麻雀・中洲・ゴルフ好きな県幹部は、かなりの方々がご相伴に授かっているといわれている。 
ある元幹部職員は「今も本庁にいたら自分も引っ張られていたでしょう」と告白する。それほど中島副知事は麻雀好きで、中洲好きで、ゴルフ好きで、女好きであったが、結果的に根回しに利用された県幹部職員も数多いる。
福岡市にも木山(元)局長という中洲好きなお人がいたが、時代の波に木山氏は更迭逮捕された。福岡県や福岡市の不正経理・汚職問題で、その後人目も厳しくなり、中島副知事が、税金で現在まで中洲三昧を続けて来れたのは、政令指定都市の福岡市中洲で飲む人にはそんなに面が割れていなかったことやタレ込まれることもなく、中洲根回し効果で、実力だけが評価されてきたことにある。変に賞賛に値するものであるが、これが福岡県庁のお偉いさんの実態であろう。
中島副知事は、副知事になった時に退職金は支払われている。またこれまで副知事としての退職金5,000万円(1期4年2,500万円、2期分)も既に支払われている。今回辞任で支払われるのは1,500万円であるが、この分だけが福岡県により支払い猶予されているだけである。一方で地方課長時代から続いた中洲三昧のお金は税金で支払われている。
残念ながらこうした人物が福岡県行政の№2の実力者であった。麻生知事も今では老害で済まされるが、知事就任直後から人を判断できなかったのである(意外と知っていたかも)。
以上の通り、福岡県は、トップ達により如何に時代に取り残された行政手腕で司られているか如実に現している。
福岡市東区にある香椎幼稚園は、福岡県だけの問題ではない。
 

[ 2010年1月 6日 ]
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