アイコン 春日フォレストシティ④/大型商業施設10月オープン/ケーズデンキ②

ケーズデンキの今回の春日フォレストシティへの出店で気になることがある。それはMR-MAXとの被り。MR-MAXは今ではディスカウントスーパーとして知られるが、元々平野電機として家電製品を販売していた。

1980年MR-MAXに屋号と業態を変え、今ではディスカウンターとして九州・関東・岡山・山口県に45店出店している。しかも、同社の家電製品の売上高は現在でも20%を占めており、ケーズデンキはMR-MAXが販売していないパソコン等に特化すれば勝目があろうが、地域から見てそんなことはできそうもない。白物家電製品は価格的にMR-MAXに分があると思われ、両社が隣り合わせで商売することは、相乗効果が出れば問題ないが、客不足による競争ともなれば、いささか問題となろう。当然総合力ではケーズデンキが勝っているが、消費者は価格しか見ない。
地域性は、周辺は完全に戸建住宅の住宅地であり、隣町の那珂川町からは一駅でヨドバシ(博多店)に直行でき、若い購入層もあまり期待できない。ケーズデンキの店舗は、大きさから地域住民だけを対象とするような店舗ではないため、集客力のあるナフコ・MR-MAXの客に期待するほかないと思われる。どう見ても道路事情が悪すぎるように思えてならない。
 
近 隣 人 口
備考
春日市
107,768
西友モール・ダイエー
那珂川町
48,776
 
大野城市
94,965
ハンズマン
大宰府市
69,908
 
筑紫野市
100,366
ゆめタウン・イオンモール
 最小
251,509
 
 最大
421,783
 

ケーズ

[ 2010年3月18日 ]
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