アイコン 富士通⑦/東京証券取引所の裁定は非常識・・・

昨年9月25日の野副社長の辞任問題について、東証は富士通に対して、「代表者異動自体に係る投資者の投資判断に大きな誤りをもたらすほどの重大な影響があるとまでは言い難い」として、改善報告書徴求等の措置をとるには至らないとの判断を下した。それにより口頭で、厳重に、注意をしただけで終わった。
秋草取締役相談役は、取締役会にもかけず、代表取締役社長を問題ありとして更迭するなど、富士通にとって前代未聞の重大事件であるにもかかわらず、投資判断に大きな誤りをもたらすほどでもないとする東証の見識を疑うものである。

東証は早く沈静化させたいのだろうが、今回の判断は今後の東証に大きな禍根を残そう。
富士通の秋草(平)取締役相談役が、代表権のある野副社長を首にしたのだから、東証より、既に事の重大さが全世界に広がっている。その証拠に富士通の株価が大きな動意を持って動き始めている。

富士通株価
始値
高値
安値
終値
出来高
2010226
570
583
570
577
8,895,000
201031
581
590
576
579
11,549,000
201032
581
588
580
587
8,136,000
201033
587
587
578
583
6,988,000
201034
582
586
578
580
8,958,000
201035
589
594
579
584
9,956,000
201038
585
586
558
568
46,751,000
201039
548
561
542
546
55,693,000

 
[ 2010年3月10日 ]
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