アイコン デベ破綻の先人 興人/八代工場が火災

興人の八代工場で22日午後4時過ぎ出火、火の勢いが強く午後6時半延焼中。同工場では食品などを包む包装用フィルムなどを製造しており、そうした原材料に火がまわっており、延焼中である。同工場では、22日(祭日)も稼動していた。原因は現在のところ不明。

同社は、オイルショック後の1975年8月負債総額1500億円(当時は巨額)で会社更生法を申請して破綻した。破綻原因は、同社のハウジング事業部が、全国各地で大型分譲開発など行っていたものの、オイルショック突入により、分譲地が売れずハウジング事業の不振により破綻した。福岡でも大宰府市で開発していた。
その後再建の神様(故)早川種三氏により再建され、1989年三菱グループの傘下に入った。
同社は、元々レーヨン等を生産していたが、現在では発酵製品・医薬品原体・化成品・化学紙・食品包装用シュリンクフィルム などを製造している。寄稿22日午後7時。 

[ 2010年3月23日 ]
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