アイコン 牛丼戦争 すき家 圧勝モードか 客足31.3%増

すき家ゼンショーが1日発表した「すき家」の6月の月次数値は、全店売上高は前年同月比38.6%増、既存店は18.7%増。既存店の来客数は31.3%増、客単価は9.6%減だった。月末店舗数は1463店舗となっている。既存店で30%超える来客数は、他店の牛丼ファンだけではなく、牛丼外のファンも集客しているものと思われる。280円の価格に吸い寄せられるといることは、今の世相を反映したものである。

吉野家は美味しいアメリカ牛にこだわるとしているが、並価格ですき家と100円も違いが生じており、現に客も減っている。どんの処理もありどん詰まり状態のようである。まだ自己資本がいっぱいあると構えていれば、瞬く間になくなる。営業利益段階で2期連続赤字は経営者として疑われることから、安部さんが吉野家の社長も兼務して陣頭指揮を取っており、今期は安部さんの実力のほどが試されている。
株価は、すき家のゼンショーが848円、吉野家98,300円となっている。
 

[ 2010年7月 5日 ]
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