アイコン オオバ/5月決算及び三井共同建設コンサルとの業務提携で中国進出

公共投資の減少は今後とも続くが、民間工事も落ち込んでおり、まちづくりのコンサルなどを請け負う同社は、厳しい決算を余儀なくされている。このまま日本ではジリ貧になる惧れもあり、そこに中国進出を本格的に狙ったものと推察できる。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年5月期
10,595
101
36
-674
10年5月期
10,552
79
104
99
11年5月期予想
11,530
220
170
130

 
同社は、中国を含む海外における事業展開について「業務提携基本契約書」を締結。
(1)       オオバの中国進出目的
① 中国への本格進出を企図する本邦企業との協業。
② 中国のデベロッパーとの取引深耕。
③ 中国における公共プロジェクト立案とインフラ整備。
(2)       業務提携
中国進出に先駆けて三井共同建設コンサルタントとの間で、業務提携を行うことで合意した。
(3)提携目的
三井共同建設コンサルタントは、国内外の「河川・水工」「道路・橋梁」「港湾・空港」など様々な部門について、強みを持っている。一方、当社は「都市・地域計画」「住宅地計画」など「まちづくり業務」全般、並びに快適なまちづくりを進めるための「環境施設計画」、「水やエネルギーの循環計画」に強みを持っており、両社にとって今回の相互補完体制構築が、今後の海外における事業展開に大きく寄与するものと期待できるとしている。
[ 2010年7月14日 ]
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