アイコン 松林設計方式の魔術!(諫早市)

投稿者=諫早建設業界A 

沖縄出張7月27日、諌早市より【新諫早市体育館建築主体工事】の入札が執行され、堀内組ー大誠ハウス企業体が1、299、000千円(予定価格1、307、000千円)の僅少さで他社総辞退見え見えの落札となった。提示された図面、仕様書に忠実に基づいて積算すれば15億円前後が妥当であろう。

本工事は概ね基礎工、床工、側壁サッシ工、鉄骨トラスト工、屋根工などの複合工種で構成されています。この積算価格は特殊な材料、器具、工種などが多く見積りをメーカーや業者から徴収し決定されています。入札価格の基礎となる価格を掌握しているので自由に入札をコントロール出来ます。
この立場を利用して松林設計は堀内組グループの勝利に貢献したものと流布されています。
松林設計は設計事務所とは名ばかりで、本来の設計業務を最も苦手とし、サブコンやメーカーに対して、施工条件付き協力金納入方式で設計協力をさせることに定評があります。
また、管理者業務を受託しているが管理者をしない管理を得意としている。これは工程が先に進めないことを意味します。工事が中断して品質や工程管理ができなくなれば欠損が出たり、約束の期日に納入出来なくなり、指名停止処分を受けるなど企業にとっては死活問題であります。すなわち、健全な業者にとっては恐怖となり、悪徳業者にとっては好商談となります。これを業界では松林設計方式と呼んでいます。
何故悪徳業者と呼ばれる松林設計が諌早市から受注できたのか?
この事は次回にします。
諌早市が松林設計に【計画設計】【実施設計】を継続発注していますが、業者と癒着の温床になっている悪い面が突出しています。引き続き【管理業務】を受託すれば悲惨な状態となります。
諌早市当局の皆様にお願いしたいのは【国民体育大会】に相応しい立派な施設の建設と血税の有効的な活用です。

編集部・・・・今週は新長崎市立病院の入札やら沖縄出張やら猛暑なども重なり、諫早記事が遅れてしまいました。新上五島町問題の解決も残っているし、「魚の目、鷹の目」されている。長崎に帰ったらガンガン行きます。それにしても沖縄の夏の暑さは長崎の暑さと違ってカラッとして気持ちいい暑さだ。

 

[ 2010年8月 4日 ]
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