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中国の劉氏、ノーベル賞授賞式出席できず／ヒトラー政権以来
ノルウェーのノーベル平和賞委員会のゲイル・ルンデスタッド事務局長は、中国の民主活動家・劉暁波氏(ノーベル平和賞受賞者)の親族が、来月１０日にオスロで開かれる平和賞授賞式への出席を、中国政府がオスロへの旅行を認めそうになく断念したことを明らかにした。
ノーベル賞の授賞式では、受賞者本人や親族不在は、１９３５年平和賞を受賞したドイツの平和活動家でナチス政権に収監されていたカール・オシエツキー氏以来である。
獄中の劉氏は、妻の劉霞さんや兄弟の代理出席を希望していたが、同事務局長は「中国政府は家族の旅行を認めそうにない」と語っている。ノーベル賞は、本人か親族にしか渡さないという内規があるため、ノーベル平和賞委員会で預かることになる。
[ 2010年11月20日 ]
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