アイコン 経済は値上げへシフト JFE&旭化成が値上げへ

円高で、少々の商品市況(ドルベース)の値上がりは吸収されてきたと思われるが、ここにきて値上げが横行してきた。
旭化成は20日、自動車用タイヤなどに使う合成ゴム価格を来年1月5日出荷分から1キロ当たり20~30円値上げすると発表。値上げ率では6~13%に相当。 

ブタジエンやスチレンモノマーなどの原料価格が上昇しているためで、1月と6月に続く値上げとなる。
 一方、JFEと国内自動車大手の一部が20日、2010年度下期(10月~来年3月)の鋼材価格を上期(4~9月)より引き上げることで大筋合意、上げ幅は3%前後。自動車用鋼材の値上げは、今後、大手電機や造船など他の鋼材供給先との価格交渉にも影響を与えそう。
 経済回復と新興国の台頭(中国・インド・ブラジル)で、インフラの基盤資源である石油や鋼材の値上がりは、実需ベースで、今後とも値上がりしていくものと思われる。
石油では、アラブの王様は濡れ手に泡で、その資金がハゲタカファンドにわたり、世界経済をまたおもちゃにする日も近いだろう。一度あることは二度あり、三度ある。
 

[ 2010年12月21日 ]
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