日本製粉/オーケー食品工業を公開買付
日本製粉は、オーケー食品工業株を公開買付している。
公開買付価格は一株123円。買付予定株数6,524,000株(買付総額8億2百万円)
平成22年11月8日(月)から平成22年12月20日(月)まで(30営業日)
オーケー食品工業㈱(福岡県朝倉市小田1080番地1、味付揚げの製造販売で業界首位、売上高87億89百万円・・・2010/3期)。発行済株式総数:37,181,410株、日本製粉取得済株数:12,385,000株。
オーケー食品工業は、元オーナーがバブル期上場させたまでは良かったが、新事業としてきのこ栽培に展開、ところが、建設した新工場の不良からか大失敗、元オーナーは取引銀行の西日本銀行(現西日本シティ銀行)から怒られ、責任追及も受け退任、その後は実質西日本銀行の傘下企業となっていた。それから取引先である日本製粉(33.31%)や三井物産(13.36%)が大株主に。 日本製粉としては、オーケー食品工業は小粒企業であるが、味付揚げで業界首位であり、財務内容は健全化されており、買って損する企業でもないため、過半数の株を所有して連結子会社化するものと思われる。
元ナーナー社長は今でも何かやっているようであるが、既に過去の人である。
なお、同社の株価は何故か111円(12月7日)で取引されている。
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