鹿児島県のスーパーのドン「タイヨー」/2月期決算 厳しい内容
同社の営業利益率が厳しいのは、これまで鹿児島のスーパーのドンであった同社が、競争に晒されている証である。
同社は、営業政策面について、「百均市」、「今が旬・祭」、「ステーキ祭」等の恒例セールの企画充実や販売強化を推し進めた。鮮魚部門では、「朝獲れ産直便」を新たに実施し、高鮮度な魚を提供した。また、生産から販売までを管理する「優」ブランド商品や、化学調味料、合成保存料、合成着色料、合成香料を使用しない加工食品「美味安心」を拡販し、食の安全・安心・健康を提供している。
食品製造面は、新惣菜工場を開設し、新たに和惣菜、コロッケ、サラダ類を製造するとともに、化学調味料、合成保存料、合成着色料、合成甘味料を使用しない安全・安心・健康を追求した商品の製造に努めた。
子会社等において、農業生産法人「株式会社アグリ太陽」の農場で、ハウス養液栽培システムによりトマトを中心に栽培し、当社の一部店舗にてお客様に提供したとしている。
鹿児島もいろんなスーパーが押しかけ激戦地の様相である。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年2月期 | 126,830 | 2,190 | 2,253 | 822 |
11年2月期 | 127,614 | 2,364 | 2,301 | 339 |
前期比 | 100.6% | 107.9% | 102.1% | 41.2% |
12年2月期予想 | 128,900 | 2,400 | 2,400 | 550 |
12年期予想/11年期 | 101.0% | 101.5% | 104.3% | 162.2% |
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