ダイヤモンドダイニング/2月決算 厳しさ続く 今期は震災の影響か
同社は、外食業界につき、消費者の生活防衛意識や節約志向は依然強く、低価格化による顧客獲得指向が定着を見せるなど、企業間競争が一層の激しさを増し、厳しい経営環境で推移した。このような状況の中、「コンセプト」・「空間」・「ストーリー(物語)」を内装・サービス・料理など至るところに織り込み、「お客様歓喜」を実現させるため、「非日常性」を具現化したマルチコンセプト(個店主義)戦略を図り、質の高い商品とサービスの提供に努めるとともに、更なる事業規模拡大のため積極的に新規出店及び業態変更を行った。
出店状況については、首都圏の主要ターミナル駅周辺への出店を中心に19店舗の新規出店を行い計109店舗、子会社㈱ゴールデンマジックは、九州居酒屋業態「熱中屋」や新業態の肉割烹「牛弁慶」を中心に新規出店を15店舗実施、計28店舗となった。また、㈱シークレットテーブルにおいても設立後初となる新規出店を1店舗実施して計33店舗。
当年度のグループ店舗数は35店舗増加、平成23年2月28日現在における店舗数は計175店舗なったとしている。
今期(2012年2月期)の業績予想については、震災の影響及び計画停電の影響がはかれず、発表を控えている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年2月期 | 16,762 | 1,161 | 1,352 | 692 |
11年2月期 | 17,398 | 786 | 881 | 400 |
前期比 | 103.8% | 67.7% | 65.2% | 57.8% |
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