あみやき亭/3月決算 何という速さ 1億円震災支援金拠出
愛知県春日井市に本社を置くあみやき亭、消費不況・外食不況など吹き飛ばす決算数値を上げている。それにしても決算短信報告の早さには驚かされる。経営数値を経営管理に生かしていることが伺える。また同社は、利益を損なうことも震災支援のためとして1億円の支援金を拠出している。
三井住友銀行の頭取が銀行協会の会長を務めるが、スーパー銀行各行とも口裏合わせして1億円づつの支援金、過去膨大な税金まで投入され、救済されたにもかかわらず、また、今期経常利益8,700億円、純利益5,400億円も予想している三井住友Fであるにもかかわらずである。
ハゲタカの住友に乗っ取られたような三井財閥。一方、ハゲタカの本場アメリカのゴールドマン・サックスが5億2千万円も震災支援金を拠出する。その違いは何なのだろうか。
財界の親分たちは、国民に対して所詮形だけ、そんなもんである。いつか時代が淘汰することを心から願おう。
あみやき亭の支援金の重さは、それほど重たく心が通じるように思える。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期 | 17,572 | 1,833 | 1,896 | 1,013 |
11年3月期 | 22,346 | 2,189 | 2,237 | 1,260 |
前期比 | 127.2% | 119.4% | 118.0% | 124.4% |
12年3月期通期予想 | 24,000 | 2,194 | 2,262 | 1,178 |
次期予想/11年期比 | 107.4% | 100.2% | 101.1% | 93.5% |
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