JFEホールディングス/3月決算 営業利益倍増 震災損283億円
同社の鉄鋼事業は、生産については、海外の堅調な鉄鋼需要を背景に、拡販に努めた結果、当期の連結粗鋼生産量は3,147万トンと、前期に比べ増加した。
売上高は、販売数量の増加および販売価格の上昇により、2兆7,474億円と、前期に比べ増収となった。
損益は、原料価格の大幅な上昇を余儀なくされたものの、収益改善の継続的な取り組みに加え、販売数量の増加および販売価格の上昇により、経常利益は1,342億円となり、前期に比べ増益となったとしている。
なお、震災損失は子会社の仙台事業所等が被害に遭い283億61百万円特損計上している。
同社は、国内ニーズは冷え込み、原料が上昇しているにもかかわらず、営業利益を倍増させており、建設現場には厳しいが、ちゃんと儲かっている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期 | 2,844,356 | 88,775 | 69,298 | 45,659 |
11年3月期 | 3,195,560 | 182,810 | 165,805 | 58,608 |
前期比 | 112.3% | 205.9% | 239.3% | 128.4% |
[ 2011年4月22日 ]
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