アイコン 日創プロニティ/中間決算 少しだけ回復

同社は、「加工のデパートを目指し加工アイテムの増加に経営資源を集中する」、「加工ベンチャーの精神で、加工の二文字が持つ無限大の可能性を追求し続ける」という理念のもと販売領域の拡大を図り、また、当社独自の「オールインワン加工システム」による高品質・低コスト・短納期の加工をユーザーへ提供してきた。
営業面は、当期の重点施策としております太陽光発電用架台及び関連製品の販売が、「太陽光発電システム」を取り巻く環境及び諸制度の整備により、大幅な伸張となった。この状況に対応するため、建築基準法に基づいた構造計算、応力計算などを行う設計体制を構築し、太陽光発電用架台の軽量化、低コスト及び安全性の強化に取り組んだ。

また、太陽光関連製品の受注販売に営業力・生産力を集中させ、太陽電池メーカー、電気工事業界及び重電業界など太陽光発電参入業界へ需要の開拓を進めた。九州はもとより関西、関東と地域的拡大を図り、積極的に受注活動を推進してきたことにより、住宅用の安定した受注及び産業用・公共用「太陽光発電用架台」の受注増加につながった。特に、小・中学校において太陽光発電システムの設置が増加しており、すでに九州から関東までの広域から31校の架台を受注した。以上により、太陽光発電用関連製品の売上高は、前年同四半期の約5倍と増加し、構成比は27.3%(前年同四半期は6.2%)となった。

他のオーダー加工品は、大型商業施設の駐車場向け外装パネル、新博多駅ビルの内・外装パネル、クリーンルーム用パネル等あらゆる分野の受注・販売に注力した。すでに国交省認定を取得している11件の「不燃パネル」、「不燃断熱パネル」等の受注が好調に推移した。
また、首都圏における積極的な営業展開を推進、太陽光関連製品、不燃断熱パネル等重点製品の販売拡大を図るために平成23年2月に東京営業所を設置した。
 としている。
同社は、加工のデパートと称しているが、抽象的すぎ、営業も顧客も絞り込めず、同社を生かすことにはならない。何が得意なのか、今注力しているのは何なのかを明確にして営業員に営業をさせる必要がある。営業あっての工場である。超大手などへの実績はあるが、活かしきれていない。営業の番頭を育てていないのであろう。

非連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年8月期第2四半期
746
-13
3
-2
11年8月期第2四半期
841
48
33
4
前期第2四半期比
112.7%
 
1100.0%
 
11年8月期通期予想
1,560
41
30
16
10年8月期実績
1,434
10
31
16
通期予想/前期比
108.8%
410.0%
96.8%
100.0%

 
[ 2011年4月11日 ]
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