有機野菜の「らでぃっしゅぼーや」/2月決算
同社は、定期品は、より会員のライフスタイルの多様化に合わせた形でサービスメニューを大幅に刷新し、拡充した。注文品は、カタログの増ページや紙面構成のリニューアルを実施し、商品ラインアップの見直しを行った。また、節約志向に対応した商品カテゴリーとして「シンプルライン」シリーズを開発し、積極的に新商品を投入するなどの販促施策を行い、売上の向上に注力した。
平成22年10月6日には、九州センターを開設し配送エリアを拡大するなど、事業の拡大に努めた。新規会員獲得においては、従来の集客方法に加えて、Webを利用したアフィリエイトやソーシャルゲームとのタイアップなど、新たなツールを活用した会員獲得にも積極的に取り組んだ。その結果、会員数は増加したものの客単価が下落したことなどにより、次のとおり減収減益となった。
同社は、一時青汁のキューサイが経営していたが、経営者が身売りするためか、経営権を譲渡していた会社で、福岡でも展開していた。そのため再度福岡に進出してきている。
有機野菜は、高くて当たり前という既成概念があり、これほどまでに消費不況が続くと客単価は想像以上に減じよう。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年2月期 | 22,334 | 508 | 536 | 227 |
11年2月期 | 22,014 | 261 | 294 | 82 |
前期比 | 98.6% | 51.4% | 54.9% | 36.1% |
12年2月期予想 | 22,702 | 265 | 306 | 2 |
12年期予想/11年期 | 103.1% | 101.5% | 104.1% | 2.4% |
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