アイコン 任天堂/3月決算  円高直撃

任天堂 岩田社長同社の3月期は、一昨年期からのDS/Wii人気に、アメリカや国内市場では陰りが出ており、円高も直撃。
さらにWiiを値下げなどしたことにより、売上高は、前期比約3割ダウンの1兆143億円となった。
為替特損は494億円であるが、販売価格を下げたことも売上高に響いている。同社の海外売上高は8,464億円で全体売上高の83.4%と達している。

ハードは、DSは1,752万台(前期比▲29.3%減)、3DSは361万台、Wiiは1,508万台(前期比▲26.6%)減。
ソフトは、DSは1億2,098万個、3DSは943万個、Wiiは1億7,126万個。
販売ソフトの多いものは、「ポケモンBLACK&WHITE」「スーパーマリオギャラクシー2」「Wii Party」「ドンキーコングリターンズ」「Wii Fit Plus」「New スーパーマリオWii」など。

3DSは、国内は騒がしかった割に、震災もあってか売れていない。
海外では、2大市場の北米は、DS並の立ち上がり、欧州はいまいち鈍い。

販売ソフトはWiiを除き常連シリーズのみ、Wiiの後継機を2012年に投入する予定。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期
1,838,622
555,263
448,695
279,089
10年3月期
1,434,365
356,567
364,324
228,635
11年3月期
1,014,345
171,076
128,101
77,621
前期比
70.7%
48.0%
35.2%
33.9%
12年3月期通期予想
1,100,000
175,000
185,000
110,000
通期予想/前期比
108.4%
102.3%
144.4%
141.7%

[ 2011年4月26日 ]
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