アイコン 富士機材サービス㈱の破綻について

富士機材サービス㈱
所在地:東京都江戸川区西小岩2-14-12  
代表者 豊 健一  
設 立:昭和40年2月  
資本金:2,850万円  
株 主:豊 健一
業 種:印刷機、印刷資材販売  
従業員:20名
年 商:(H22/6)約15億5,000万円
取引行:みずほ(築地)(新川)、りそな(東京中央)、三菱東京UFJ(新小岩)、三井住友(新小岩)
既存の仕入先:富士フィルムグラフィックシステムズ、大日本インク機材、ムサシ、大日本スクリーン製造、ハマダ印刷機械、リョービイマジクス
既存の販売先:光写真印刷、国立印刷局、ケープリント、マイプリント、北斗社

破綻状況:4月25日事業停止、自己破産申請の準備中
負債額:約16億円
代理人弁護士:木戸 伸一弁護士(東京都港区西新橋1-20-306、電話03-5501-7755)

同社は、昭和40年2月に設立された印刷機械、印刷資材および用品販売業者で、印刷会社に販路を築き、平成元年にはフジビルを完成させ立川営業所に、大阪営業所もFKSビルを完成させるなど業容を拡大させた。バブル期に売上高のピークを向かえ53億円台の売上高を計上した。
しかし、印刷業界を取り巻く環境は、パソコンの普及や不況による経費節減下に厳しい状況にあり、更にリーマンショック後は深刻なものとなっている。そうしたなか同社の平成22年6月期の売上高は15億円台までに下落していた。
一方、仕入れる印刷機材や材料は、原料高で採算性を悪化、ここにきて東北大地震により顧客の印刷業者の投資意欲は更に悪化、経営不振のなか、先行きの見通しも立たないことから、今回の事態に至った。

※、富士機材サービスのHP上では、河村英司氏が取締役の標記されているが、富士機材サービス㈱から平成15年に独立した際に手放しており、その任ではない。
 

[ 2011年4月28日 ]
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