アイコン 豆蔵OS-Hがジェイエムテクノロジーを完全子会社へ 公開買付成立

マザーズ上場の豆蔵OSホールディングスは、福岡Qボード上場のジェイエムテクノロジーの株式を公開買い付けしていたが、議決権数で14,663個のうち14,232個(95.34%)の買付応募数になったと11月22日発表した。決済日は11月29日。
豆蔵OSは、ジェイエムテクノロジーや社長で筆頭株主である植木氏の賛同の下、1株7万円で10月7日~11月21日まで公開買付に入っていた。

10月5日の株価が30500円であることから、同額以上のプレミアムを付けたものとなったが4.66%は応募していない(公開買付を知らないのかもしれないが)。

ジェイエムテクノロジーは、大顧客にアプライドマテリアルズを擁し、ITインフラ構築や半導体製造装置関連派遣事業を行い平成23年2月期の売上高は30億76百万円、純利益27百万円、自己資本8億61百万円、同率74.5%。

一方、買収する豆蔵OSホールディングスは、ソフト開発コンサル主力、技術者の教育研修、プロジェクト管理など手掛け、平成23年3月期の売上高は44億46百万円、当期利益2億43百万円、自己資本22億73百万円、同率60.8%。

今回の公開買付について豆蔵OSは、グループの売上が、情報サービス産業、特にソフトウエア領域における事業による売上が大半を占めている状況だが、ジェイエムテクノロジーがグループに参加することで、半導体事業という新たな事業領域が加わり、事業ポートフォリオの拡充が見込まれるためとしている。

本音のところは、ジェイエムテクノロジーが、アプライドマテリアルズを主要顧客にしているところにあろう。ジェイエムテクノロジーは、IT技術者集団であり、しかも、スマホや太陽光発電装置関連など花形産業に関係している。ただ、利益が多く出ている会社ではない。

豆蔵OS-Hの筆頭株主は、発行済株数の16.56%を所有する情報技術開発。

植木氏は今回、所有株7962株売却して5億57百万円取得することになる。
 

[ 2011年11月24日 ]
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