中国の橋1年も経たず大崩落 黒竜江省陽明灘大橋が崩壊
新華社は24日、中国黒竜江省ハルビン市の「陽明灘大橋」が24日朝に崩壊し、大型トラック4台が落下、3人が死亡、5人が負傷した。
橋は約19億元(約235億円)を投入して建設され、2011年11月に開通したばかり。当局は事故の原因を調べている。以上
ネット上では「安全性の審査はどうなっているんだ」「官僚の腐敗が招いた事故」などと批判が殺到しているという。
すべて金次第の中国。四川省地震のような大地震は沿岸部では起きないと高をくくっていたのであろう。車の振動で壊れちゃった。
写真(片側の橋が崩落している)は、殆ど、直下型地震の神戸地震を見ているようだが、ハルビンで地震が起きたなど聞いていない。インフラ整備で中国全土に高速道路や鉄道網が構築されたが、こうした手抜きと思われる工事が山ほどあると思われる。今後、車の振動だけで崩壊する橋や高速道が出てくると思うとぞっとする。
中国では、完成したばかりのマンションが倒壊するなど、昨年メディアを賑わしていたことから、橋の崩壊もありうる話ではある。
原因は、地盤工事手抜き、基礎工事の手抜き、橋脚内部鉄筋の大量不足、接合部分の不良施工、シャブコンなどが考えられる。
(何じゃこりゃと言えないのは、ベトナムのカントー橋建設工事で大成・鹿島JVが建設中、橋が崩壊、55人という多くのベトナム労働者が犠牲となった事件があった。JVが、死亡者・ケガ人の保障と死亡した労働者の子息に対する18歳までの養育費の基金を作ったことだけは救われるが。)
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメント