アイコン 農業生産法人「味来」社長逮捕 中国産サトイモを千葉産と偽装440トン 

千葉県警は24日、中国産サトイモを千葉県産と偽って卸売業者に販売したとして、千葉県八街市の農業生産法人味来の社長ら同社の3人を、不正競争防止法違反などの疑いで逮捕した。

3人はいずれも、容疑を否認している。
3人はことし3月までの3ヶ月あまりの間に、仕入れた中国産のサトイモを千葉県産と偽って、280トンあまりを卸売業者4社に販売、代金の一部およそ1100万円を騙し取ったとして、不正競争防止法違反と詐欺の疑いが持たれている。

サトイモは「千葉県産」と記された段ボールに詰めて出荷されていたが、警察が、本年1月、告発情報に基づき成分を分析したところ、殆どが中国産サトイモと判明していたとされる。
会社はほかにも440トンのサトイモを販売し、総売上は1億1,000万円にのぼるということで、警察は会社の実態について調べている。

[ 2012年9月25日 ]
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