警視庁/「2ちゃんねる」サーバー管理会社を家宅捜査
警 視庁など合同捜査本部は26日、遠隔操作ウイルスに感染したパソコンなどから、犯行予告が書き込まれあわせて4人が誤って逮捕された事件で、発信元を調べ るため、遠隔操作ウイルスが仕掛けられたインターネットの掲示板「2ちゃんねる」のサーバーを管理する札幌市の会社を捜索、サーバーの記録を差し押さえ る。
一連の遠隔操作事件では、誤って逮捕された4人の男性のうち3人が、事件が起きる前にインターネットの掲示板「2ちゃんねる」から、無料のソフトをダウンロードしていて、この際に遠隔操作ウイルスに感染したとみられている。
警視庁などの合同捜査本部は、この発信元を調べるため、2ちゃんねるの運営者側に通信記録などの開示を要請したが、運営者側は応じなかったための強制捜査となっている。
このため、合同捜査本部は26日、今回の事件の関係先として、札幌市にある2ちゃんねるのサーバーを管理している会社に捜索に入り、サーバーの記録を差し押さえることにしている。
一連の事件での書き込みは、発信元の特定を難しくする匿名化のソフトが使われていたが、「2ちゃんねる」に書き込まれた一部に、匿名化されていない文章が見つかったということで、警視庁は真犯人が直接書き込んだ可能性もあるとみて、サーバーの記録を調べることにしている。
まさか、誤認逮捕の失敗の腹いせにウィルス内包記事が掲載されていた2チャンネルの強制捜査ではあるまい。あまりに強制したらアノニマスも動く可能性がある。
[ 2012年11月26日 ]
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