アイコン アップル/サムスンからの部品調達大幅減少

サムスンはアップルへの納品で昨年は7,500億円以上の売上高を計上していたが、アップルは、サムスン電子との特許訴訟を受け、サムスングループからの部品調達を大きく排除している。
  市場調査のディスプレイサーチ社は、アップルのタブレット端末「iPad」にのみ使用される9.7型液晶パネルにおけるサムスンディスプレーの出荷枚数 は、今年3月には257万8千枚を出荷し70%のシェアを有していたが、10月の出荷量は42万8千枚で、市場シェアは7.2%だった。7ヶ月で出荷量が ▲84%減少し、シェアも▲62.8ポイント下落している。

一方、LGディスプレーの9.7型液晶パネルの出荷枚数は、今年3月の88万6千枚枚(シェア24%)から10月には424万8千枚(71%)へと5倍近く増加している。

また、アップル「iPadミニ」に搭載される7.9型液晶パネルは、LGディスプレーが10月に224万枚を出荷し77.7%のシェアを占めている。残る22.3%のシェアは台湾の友達光電(AUO)であり、サムスンは納入業者から除外されている。

 スマホ用バッテリーでも同じ傾向が見られる。アップルは、旧モデルの「iPhone4S」では、バッテリー世界最大手のサムスンSDI製のバッテリーを採用していたが、iPadミニや新型スマホ「iPhone5」向けでは、全く調達していない。

 サムスン電子もアップルのこうした動きに対抗、スマホの重要部品であるアプリケーション・プロセッサー(AP)の納品価格を引き上げ、アップル担当役員が交代するなどしている。(参照:朝鮮日報等)
 

[ 2012年11月28日 ]
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