アイコン 指宿の新日本科学/地熱発電事業に参入

前臨床試験受託の最大手で、臨床試験、医療機関支援を展開している同社は、鹿児島県指宿市に広壮な敷地(103万坪)を所有し、同敷地内において医療・健康都市『メディポリス指宿』の構築を進めている。

同敷地内には、地熱発電事業を営むために有望な地熱貯留層の存在が推測されており、平成19年から独立行政法人新エネルギー産業技術総合開発機構の委託事業として、同社及び西日本技術開発・九電工の三者連携のもと、地熱開発促進に係る総合的な調査を継続して実施してきた。
本年7月1日に国による再生可能エネルギーの固定価格買取制度が施行されたことを受け、同敷地内における地熱発電事業について、その継続性を詳細に検討したところ、安定的な事業採算性に加え、社会的意義も十分にあると判断した。
鹿児島県環境審議会温泉部会による地熱発電事業の操業に向けた生産井および還元井の掘削許可を申請、このたび認可がおり、事業化に向け推進していくことを決定した。
 
同社の地熱発電方式は、地下から汲み上げた蒸気の熱エネルギーを利用して発電する「バイナリー発電方式」を導入、熱水は坑井を通じてほぼ全量を地下へ還元することが可能となり、環境への影響がほとんどなく再生エネルギーを創出できる優れものの発電方式である。
 
同社は新薬開発治験用のためのお猿さんをいっぱい飼っており、いろいろ書かれたりしている。そのうち広告でも載ったら笑いものだ。
 
同社もいろいろ現を抜かしている間に、業績を悪化させている。製薬会社は薬価基準の継続した下落で開発意欲をなくし、その影響が同社にも出ているようだ。日本の製薬会社は今まで世界に目を向けず、限られた日本で患者を薬漬けにすることによりボロ儲けしてきたタタリが今来ているようだ。
 
指宿には財団法人メディポリス医学研究財団(鹿児島県指宿市東方5188番地)の「がん粒子線(陽子線)治療研究センター」があるが、同社と殆ど一体である。
こうしたがん粒子線(陽子線)治療研究センターは全国各地にポツポツあり、この度、重量子線のがん治療センターが鳥栖市に完成する。
残念ながら、こうした医療施設は保険が利かず、金持ち用の施設だ。群馬大にもこうした施設があり、中国やロシアから希望者があるとして受け入れ態勢を確立したとリリースしていた。百数十億円ともいわれる設備投資の施設であり、上州の田舎では客も限られ、大金持ちの外国人をどんどん治療するのであろう。しかし、こうした保険が利かない医療施設に国民の税金が多く注ぎ込まれており何か腑に落ちない。
「指宿がん粒子線(陽子線)治療研究センター」も中国人患者でも積極的に呼ばなければ、儲からないことだろう。
 
連結/百万円
2010年3月期
2011年3月期
2012年3月期
売上高
19,050
17,371
15,273
営業利益
343
-843
-3,048
経常利益
436
-1,204
-2,843
当期利益
534
-1,442
-3,304
総資産
41,898
38,647
33,910
自己資本
9,727
7,807
4,007
資本金
5,391
5,391
5,391
有利子負債
21,989
21,813
21,567
自己資本率
23.2%
20.2%
11.8%
 
[ 2012年11月30日 ]
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