アイコン インターアクション/中国の大全集団と日本で合弁事業会社設立

撮像素子CCD・CMOSセンサー検査用光源機器世界首位、中国でOEM調達し太陽電池事業に参入しているインターアクション(マザーズ上場)は5日、中国の大全集団と日本において、共同して行うことにつき、基本合意したと発表した。

事業内容は、再生可能エネルギー発電および高効率火力発電に関する技術開発、発電所の設置運営。再生可能エネルギー発電は、太陽光発電、洋上風力発電、地熱発電、小水力発電、その他。高効率発電は、天然ガス火力発電、コンバインドサイクル発電ほかとしている。
目標は、太陽光発電では3年間で200MWの発電所(投資額600億円)の設置を目指す。

大全集団有限公司は、本店:江蘇省南京市江宇経済技術開発区、設立:1965年、総資産:約400億円、売上高:約1900億円(2011年)、業種:電気設備、交通電気技術、新エネルギー
 新会社の名称・資本金は未定、出資比率は50:50、
 インターアクションは、これまでに太陽光発電事業に参入しており、これを共同事業会社により、大規模な発電事業を行うというもの。

日本における太陽光発電電力の買取価格(国民負担)がこのままだと、投資利回りがすこぶる良く、安価な中国製の太陽光発電システムを国内に設置することにより、更に利回りがよくなる。下手な不動産投資より、太陽光発電事業を行った方が向こう20年間安泰というものである。
(既に日本の新興勢力が中国・韓国の安価な太陽光発電システムの導入によりで展開している。一方、借金1000兆円の元となった市町村のバブル開発において企業誘致用の遊休地が全国に山とあり、今では草刈に費用が嵩むばかり。そうした遊休地に新興勢力との協力であちこちにメガソーラー発電所が建設されている。市町村にとっては安価だが賃貸料も入り草取り代も浮く)
 それにしてもインターアクションは、売上高14億円の企業が、合弁だろうが向こう3年間で600億円の投資とはデカク出たものだ。(大全集団にその力があるのだろう)

 12月5日の株価は前日比3.17%上昇して30,950円、6日は天井まですっ飛ぶことになろう。

インターアクションの業績推移
連結/百万円
2010年5月期
2011年5月期
2012年5月期
売上高
503
627
1,471
営業利益
-362
-79
397
経常利益
-386
-100
406
当期利益
-672
-79
401
総資産
1,333
1,403
1,756
自己資本
321
543
1,054
資本金
100
251
255
有利子負債
842
727
513
自己資本率
24.1%
38.7%
60.0%
 
[ 2012年12月 6日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索