アイコン ケンタッキーフライドチキン中国で29%売上げダウンの窮地に

ケンタッキーフライドチキンを取り仕切る元締め会社であるヤム・ブラウンズは、4月の中国での販売が前年比29%減少したと発表した。減少原因は鳥インフル問題であるが、今では中国で5,300店を展開しており、全売上高の半分を占め、その影響は計り知れなくなっている。

それ以前にも、本年2月には契約している中国の養鶏業者1000業者が抗生物質入り飼料を与えていたとして契約解除を発表していた。中国での汚染チキン問題は、2012年12月に上海と北部の陜西省の当局が、KFCのチキンから高レベルの抗生物質が検出されたとして調査を進め、摘発されていた。摘発されるまでは抗生物質入りフライドチキンを中国人は食していたことになる。こうした2つの問題、中国では4月の29%の売上ダウンとなっている。
ヤム・フラウンズは中国展開を加速させてきたが、鳥インフルリスクを常時抱え込むことになっている。 
日本では昭和45年(1970年)三菱商事の出資のもと進出、現在では1,180店(平成25年3月末)を展開している。日本のKFCは中国産のこうした鶏肉は使用していないと表明したが、第3者が発表したものではない。


 

[ 2013年5月13日 ]
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