パンデミックH7N9型鳥インフルエンザウイルスの特異性 人に対してだけ高病原体
中国の研究者がH7N9型鳥インフルエンザウイルスは、中国と韓国の合体変異ウイルスと最悪なことを発表していた。
H7N9型ウイルスの特徴は、鶏は感染しても、鶏では病原体ではなく(低病原性)、現在のところ、人に対してだけ(高病原性)、脅威のウイルスとなっているという。
そのため、これまでの鳥インフルエンザのように、飼われている鶏が大量死したりしないため、どこにH7N9型ウイルスに汚染された鶏や鳩・鶉など潜んでいるのか検査しない限りわからないとという、なんとも厄介なウイルスである。
H5N1は鳥類の間で突然変異を続けることにより、また同位種と合体することにより、新型鳥インフルエンザをもたらすとされる。
中国では、2月以降豚やアヒルが大量死しているが、当局の発表では、原因はH7N9型鳥インフルエンザウイルスではないとするものの、何が原因だったのか報告していない。
15日現在、中国全体の死者数は14人、死者を含む感染者は計63人となっている。これまでは上海市を含む揚子江の南側の多くの省での発生であったが、北側の離れた北
京市でも2名の感染者が確認されている。うち4歳の子は発症しないまま感染が確認された初のケースになっているという。
[ 2013年4月16日 ]

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