アイコン セガサミー/カジノリゾート開発へ 釜山センタムシティに

セガサミーホールディングスグループは、韓国釜山広域市が実施した情報・通信・映像・娯楽・国際業務等の機能を備えた最先端の複合都市「センタムシティ」の開発計画の公募に参加し、落札した。
エ ンタテインメントに係る幅広い知見と豊富な経験をもとに、カジノを含む複合型リゾート施設事業への参入を目指している。日本有数のリゾート施設「フェニッ クス・シーガイア・リゾート」を経営するフェニックスリゾート(株)の子会社化ならびにParadise Groupとの仁川国際空港国際業務地域における複合型リゾート施設開発に続き、本案件を通じて、複合リゾート施設の開発運営のノウハウを蓄積することを 目的としている。

<韓国釜山広域市センタムシティにおける複合施設開発計画の概要>
事業者名 セガサミー釜山(仮称)
事業予定地 韓国釜山広域市海雲台区佑洞1502 番地
事業概要 ホテル、エンタテインメント、商業施設等からなる複合施設の開発・運営
敷地面積 9,911.20 ㎡
延床面積 148,879.34 ㎡
投資金額:約3,915億KRW(約313億円/0.08円換算)
(土地取得金額:約1,193億KRW、建物投資想定金額:約2,722億KRW)

<計画工程>
平成25年1月3日:公募入札結果発表
平成25年4月  :敷地売買契約書締結(予定)
平成25年10月 :着工(予定)
平成28年6月  :竣工(予定)
平成28年9月:開業(予定)

<パチンコ業界>
パチンコ機器屋は、「平和」はPGMホールディングスを買収し、PGMと両雄のアコーディアも買収にかかり、国内のゴルフ場の買占めを図っている。「アゼル」のユニバーサルエンターテイメントが「マニラベイリゾーツ」(総開発資金1,886億円)にカジノリゾートを開発している。
パチンコ店の「マルハン」は、代表の個人出資によりSPCの「世界韓商ドリーム アイランド」が仁川空港近郊に一大リゾートタウンを計画している。複合ゴルフリゾートとしているが当然カジノも念頭にしたものと思われる。マルハンはまた、平和と結託したのか破綻した太平洋クラブ(ゴルフ場15ヶ所前後)のスポンサーにも名があがっている。

パチンコ業界もサラ金規制や不況から、ピーク31兆円ともいわれた市場が今や18兆円産業にまで縮小しており、パチンコ機器屋もパチンコチェーンも大手の寡占化が進んでいる。しかし、取り巻く市場環境が縮小しているだけに、異業種参入による事業拡大を目指している。不動産開発や海外でのカジノ事業に勢力を注いでいる。
セガサミにしても、仁川や今回の釜山センタムシティでのカジノリゾート開発により、目先に迫っている日本でのカジノ解禁に向け、宮崎のシーガイアを買収するなど布石を着実に打っている。
上場している大手パチンコ機器メーカー(パチンコ店は現行上場できない。オーストラリアでは公娼売春宿が上場しているが・・・)は、これまで腐るほど資金を貯め込んでおり、カジノが一番業種的にも合うのだろう。

勉強会を開催するなどカジノに積極的な橋下君(石原党首も積極派)、マスコミを自民党の嫌橋下派が押さえ込んでしまったのか、殆ど顔出しがなくなった。しかし、橋下君はまだ若く再度マスコミを賑わかし、早々にカジノ解禁へ辿り着かせることだろう。
それにしても韓国は、全国のリゾート地がカジノだらけに変貌するのではなかろうか?
 

[ 2013年1月 7日 ]
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