性機能改善薬を偽って販売し暴力団幹部が逮捕
大阪府警は２２日、性機能改善薬の偽物を中国から密輸入しネット販売したとして、警察は大阪の指定暴力団幹部の男を薬事法違反などの疑いで逮捕した。男らは２，８００万円以上を売り上げて暴力団の資金源にしていたとみて調べている。
昨年７月「バイアグラ」や「シアリス」などの商品名で市販されている性機能改善薬の偽物の錠剤６錠をネットサイトで注文した大阪の男性に販売したとして薬事法違反と商標法違反の疑いが持たれている。
偽物薬は中国から密輸入され、男は販売や仕入れに関わったとして、すでに逮捕された男５人とともに、サイトを通して一錠１５００円程度で販売していたという。
調べに対し田村容疑者は「関与していない」と容疑を否認してるという。
偽物は約１，７００人に販売され代金振込に使われた口座には、約２，８００万円が入金されていることが確認されているという。
価格が高ければ、間違いない製品だと信じ込む人の心理に付け込んだ販売手法は見事、同じ心理は、高額化粧品でも使用されている。５千円でも１万円でも受ける内容の化粧品をパンフやパッケージ・容器に金をかけ、高額そうに見せかけ５万円で販売している。通販会社では、これを１万円で売ったら売れないという。人の心理は怖いものだ。
こうした偽物でも心理的効果で効く人が多いのだろうか？
[ 2013年2月23日 ]
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